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朝型人間への道は、いつも遠い。|エッセイ

みなさま、こんにちは。
こもれびジョニーと申します。

初めましての方は、こちらの記事もあわせて読んでもらえると、今晩も嬉し涙で枕を濡らすこと間違いなし!

ぜひぜひお読みくださいますと幸いです。

それではみなさん改めまして、こんにちは。

...と言いたいところですが、この原稿を書いているのは深夜2時です。
なぜかと言いますと今は、「明日は早く起きよう!」と誓いを立てる"人類最古の儀式"の真っ最中だからです。先祖からの伝統を脈々と受け継いでいるわけであります。

快眠できそうな枕にしてあげました。

私のスマートフォンには午前7時から8時の間に、20個ものアラームが設定されています。

「7:00」「7:10」「7:20」「7:25」...ピアノの音階のように、軽快に、そして小刻みに延々と続くアラームの大行進。

それも、最後らへんになってくると「7:45」「7:47」「7:49」「7:50」と、ラストスパートをかけんばかりに1分刻みで鳴り続ける特別仕様。
絶対に意味はないけど、「決意」と「覚悟」のようなものが感じられますなぁ。(他人事)
でも、これだけの大軍を送り込んでも、私の睡魔に勝てた試しはありません。

そう、何を隠そう私は「プロの睡眠ニスト」なのです。


地震速報が鳴っていても、おかまいなしに爆睡できるほどの実力者。
毎度、家族や友人に「今朝の地震大丈夫だった?!」と聞かれて、初めて地震があったことを知る。 知らなくていいことも世の中たくさんあるけども、知っておいた方がいいことも多いのだ。社会人的にね。

そして何より、防災の観点からこれは絶対にマズいんですが...う〜ん、こればっかりはどうしようもないね。(諦め)

絶対に起きません。

かのダーウィンは言いました。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」

と。

ならば私は、人類の進化における紛れもない重大な欠陥を発見してしまったのかもしれません。 だって、目覚まし時計が発明されて200年以上経つというのに、人類はいまだに「朝型」に適応できていないじゃないですか。
ダーウィン先生、なにやら現代人がご迷惑おかけしているようで…申し訳ございません。(他人事)

ダーウィンもがかっかり。

大学時代、私の時間割は「午後3時 始業」が基本でした。
午前の授業?いえいえ、そんな危険な"賭け"はしません。

履修登録期間中の私は、チェスのグランドマスターのように、午前の授業を巧妙に回避する戦略を練り上げていたものです。 結果、卒業までかかった時間は...ここは黙秘権を行使させていただきますね。


|現代人はみんな魔法を使ってる


現代は呪文だらけ。


現在の私の朝は、スヌーズボタンとの激しい攻防戦から始まります。

「ごめん。あと5分だけ…」


これは現代の呪文です。

たたでさえ有名な、ハリーポッターの"許されざる呪文”の1つ、『アバダ ケダブラ』よりも日本国民の認知度が高い上に、即効性があり効果も抜群。こんなに危険な呪文ですが、もしこれを魔法省が取り締まり始めると、アズカバン送りになる人があとを絶たないので、南米の麻薬密売人のように野放しにされているってワケ。

禁断の呪文も使い放題だぜぇ〜


「アト ゴフンダケ」


この呪文を唱えた瞬間、なんとも不思議なことに時空が歪み、気づけば予定より1時間遅れている—— そんな超常現象に、日々遭遇しています。

物理学者のホーキング博士は「ブラックホール」という概念を提唱しましたが、 私は「スヌーズホール」という新しい理論を提唱したいと思います。 「あと5分…」という言葉を発したあの瞬間に発生する、時空の歪み現象です。よかったら使ってね。 (ホーキング博士、申し訳ございません。)


|最新技術を導入する

先日、睡眠の質を可視化できるという謳い文句に惹かれて、スマホの睡眠管理アプリの1ヶ月無料お試しに登録してしまいました。

結果は驚愕の「快眠スコア 99.6点」。熟睡しすぎてマヂ仏。
悟りが開けるくらい無の境地にいるんだね。

快眠すぎて「無」。

衝撃のハイスコアもさることながら、小数点以下をもはじきだすアプリくんの勤勉さに、ひとり拍手を送りました。

極めつけはこのアプリ、毎朝律儀に「昨日の睡眠レポート」を送ってきます。 アラームすらフル無視する僕に、よくレポートなんて届けようと思ったね。その勤勉さから察するに、君はハッフルパフ寮の出身だね。

ハッフルパフ:ホグワーツ魔法魔術学校の寮
ホグワーツの寮は生徒の住居と学習のためのコミュニティである。毎年、寄宿舎で数人が部屋と授業を共にする。さまざまな場面で加点され、また、減点される得点を巡って寮同士は1年度を競い合う。
ハッフルパフ(Hufflepuff)は特殊な才能より勤勉、献身、忍耐、忠義、公平性を重視する寮である。

出典:「ハリー・ポッター Wiki 」より

特に困るのが、通知の健気さ。

・午後11時「そろそろ就寝準備の時間です!」

・深夜0時「理想の就寝時間を過ぎています」

・深夜1時「睡眠不足は健康に影響が...」

・深夜2時「明日も頑張りましょう!おやすみなさい」

この諦めともとれる最後の通知には、なにか毎回グッとくるものがあります。


|そもそも、朝が苦手なんじゃない


この記事を読んでくださっているあなたも、もしかしたら「二度寝の錬金術師」「"あと5分…"界隈のヴォルデモート」として日々奮闘されているかもしれません。 でも、ご安心ください。 私たちには、こう呼ばれる分類があるそうです。 「夜型人間」——なんて素敵な響きなのでしょう。

そうです。私たちは「朝が苦手な人」なんかじゃない。

「夜の詩人」なんです。(キリッ)


そう、僕は「夜の詩人」なのだ。

そんな言い訳を考えながら、今日も私は深夜までこうして執筆しているのでした。 明日こそは早く起きよう。そう誓いながら。 (まあ、明日も寝坊するんでしょうけどね)

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
あなたの明日の目覚めが、快適なものでありますように。

できることなら、この記事を読んでいるあなたに、私の分の目覚めも分けていただけると幸いです...


|だいじなお知らせ


さて、こんな感じでぬるっとスタートさせましたが、

「日常の些細な出来事を深掘り・考察・研究する」

をコンセプトに「日常ラボ」、略して

「日ラボ」

なるものを企画化する運びとなりました。企画するのって楽しいよね。

ちゃんと早起きしてコメダで作り上げたロゴ。

週に何日かはこの企画、何日は別の企画…
みたいな感じでやっていければ最高だなと思いますので、ぜひぜひ「にちラボ」も楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

また、フォロワーが全てではないとは思っていながらも、それでもやっぱりたくさんの人に影響を与えたい…という内なるエゴが抑えられないので、

年内にまずは100フォロワーを目指します!

フォロワーさんが増えると、嬉しくて楽しくてnoteがやめられなくなる(呪縛)と思いますので、何とぞ「スキ」「フォロー」をしてくださいますようお願いいたします!!!

それでは、また〜^^

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