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七事式 数茶

昨日はお稽古へ。来月の利休忌で七事式の数茶(かずちゃ)が献茶の後にされることとなり、正客をさせて頂くことに…利休忌まで特訓して頂きます。

数茶とは員茶とも書きます。

表千家七代の如心斎天然宗左と裏千家八代の又玄斎一燈宗室と共に、 茶道のお稽古の修練のために花月、且座、茶カフキ、員茶、回り炭、回り花、一二三の七つをまとめた七事式が制定されました。

花月とは五人で花月札を用いて「花」に当たった人が茶を点て、「月」に当たった人が茶を飲んでいきます。

且座(さざ)は亭主(東)、半東、正客、次客、三客の5人で行います。 正客はお花を生け、次客はお炭、3客はお香、亭主が濃茶、半東が薄茶をとそれぞれが役割をおこなしていくお稽古です。

茶カフキ(茶かぶき)は昔のお茶の楽しみ方闘茶のような感じで最初に上林と竹田という濃茶を頂きその後に3回異なる濃茶を飲んで茶名を当てるもの。

員茶(数茶)は折据(おりすえ)に入れた札を札本が引いて順番に薄茶を飲んでいきます。

回り炭は亭主が炉の火をあげて、正客から順に炭を炉中につぎ変えていきます。基本的に異なった形についでいくそうです。

回り花は正客から順にお花を生けていきます。生ける際に枝が長ければ小刀で切るのですが以外と切りにくく、生け方も難しいです。

一二三は亭主の点前を客が評価するもので、この式を一回行うことを一順という。亭主は濃茶点前か、炭手前、薄茶点前をして、客はその巧拙、態度、緩急などを十種香札を用いて9段階で評価します。

ブログを書く際に間違いがないかネットで調べるのですが、員茶を調べたらAIが教えてくれたのがこちら…

これ茶カフキですよね…
あらためてネットにはフェイクが潜んでいるなと…

今古民家の本を書いてますが、出展や正しいかどうかを調べながら書きますが、持っている本だけでは情報が少ないのでネットも活用しています。幾つかのサイトを見ながら見解が違うことも多いので、その時は自分が正しいと信じて書き進めています。

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