福岡にて茶の湯住宅プロデューサー講習開催
昨日は福岡にて「茶の湯住宅プロデューサー」講習試験を開催しました。
新幹線で午前中大阪から福岡へ移動。午後博多駅前のTKP会議室をお借りして開催しました。
講習は時間を少しオーバーしてお話…熱が入るとあれもお伝えしたい、これもお伝えしたい…と長くなってしまいます。
終了後はソニックにちりんという特急で黒崎へ移動。博多駅は色々な列車の起点で、いろいろ見れて楽しいです。
夜は北九州の山口さんが段取りをしていただき、福岡の伝統再築士会の緒方さん、板金工事などをされているテクノスライフの四辻さんと懇親会。茶の湯住宅の思いなどをお話しさせて頂きました。
今日は芦屋釜さんを訪問の予定です。
芦屋釜とは今から遡ること南北朝時代頃(14世紀半ば頃)から現在の福岡県遠賀郡芦屋町中ノ浜付近、筑前国芦屋津金屋(ちくぜんのくにあしやつかなや)で造られた茶の湯釜です。「真形(しんなり)」とよばれる端整な形と、胴部に表される優美な文様は京の貴人達に好まれ、垂涎(すいぜん)の的となりました。その製作は江戸時代初期頃に一度途絶えますが、現代の茶席においても芦屋釜は主役を務める存在であり、大変珍重されています。
その芸術性、技術力の高さから、国指定重要文化財の茶の湯釜9点の内、8点がなんと芦屋釜が占めているそうです。
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