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地元ネタ、伊予カスリの創始者を偲ぶ鍵谷祭

日本人が好きなものは桜と祭りですよね。私も両方大好きです。祭りといえば夏の納涼祭や秋祭りがありますが、私の住む西垣生町では5月に鍵谷祭があります。

鍵谷祭とは、西垣生の偉人で、伊予カスリの創始者の鍵谷カナさんの命日に開催されるお祭り。国の登録有形文化財で木子七郎設計の鍵谷カナ頌功堂の近くにある三嶋神社で開催されます。ちなみに小学校は三嶋神社の東、鍵谷カナ頌功堂の北にあります。

鍵谷カナさんは江戸後期、天明2年(1782年)、伊予郡羽生村今出(現在の西垣生町)に生まれ、農家に嫁いで布を織りながら新しい絣模様を考案し、出身地名をとった今出絣を完成させた。これが後に伊予絣となり、伊予の名物として人気を博したそうです。元治元年(1864年)5月28日に亡くなり、長楽寺に埋葬されました。昭和4年にその功績を称え、同寺に鍵谷カナ頌功堂が建設されました。

伊予絣は、久留米絣、備後絣と並ぶ三大絣のひとつで明治37年には全国生産の26.5%で第一位となりました。和装から洋装への変化とともに少なくなってきていますが、愛媛の伝統工芸品であり、地域で残していくものだと思います。子ども達は学校の授業で鍵谷カナさんのことを習うので、私は子どもからカナさんのことを教えてもらいました。

伊予絣
鍵谷カナ頌功堂

地元の子ども達は屋台が出るので楽しみにしています。コロナが下火になり久し振りに制限のない祭りでした。

屋台を見て歩き、カキ氷と型抜きで遊び、子ども相撲を観戦してきました。

学年ごとに試合があります。女子も参加できますが、娘は参加しませんでした。


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