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コミネキ雑記帳

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スペインで行ってみたいとこ

夏の旅行シーズンも始まりましたが、まだまだ航空券は高いし、為替相場もよろしくない。ヨーロッパに行きたいなと思っても、もう暫くは我慢した方が良さそうです。 日本も今ではどこに行っても外国人観光客を目にするようになってきていますが、一昔前のヨーロッパの人たちも、日本人のことを どこにでもいる… なんて思っていたのかなと改めて考えてしまいました。 若かりし頃にユーレイルパスを使ってヨーロッパを周遊したことがあります。お金はなくても時間のある旅のつもりだったのですが、やはり行きそ

初夏に行ってみたいとこ

ヨーロッパの初夏 どこに行っても素敵な季節ですね。 あえてどこに行ってみたいかを考えると…月並みですが北欧でしょうか。 スウェーデンとフィンランドは滞在したことがあるのですが、ノルウェーは未踏の地。 まだ見たことのないフィヨルドと、オスロのヴィーゲラン彫刻公園に行ってみたいです。 グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland:1869 - 1943)の彫刻を初めて見たのは学生の頃の語学雑誌。 真っ青な空に立ち上っていく不思議な彫刻に魅せられました。 オスロの郊外

春に行ってみたいとこ

ヨーロッパの春の催しといえば復活祭 言わずとしれた移動祝祭日ですが、この基準となるのは春分の日。 春分の日の後の最初の満月の次の日曜日がイースターの日曜日になります。 ヨーロッパは春になると、毎日ぐんぐんと日が伸びて暖かくなっていきます。うきうきとした気分になっていくのですが、季節の変わり目、Kreislaufの不調も気になるところ。 以前ドイツに住んでいたことがあるのですが、コレも帰国の決断のひとつではありました。何というか、フラスコに閉じ込められたようで逃げ場がないよう

ベルリンの空の下 - 結構たくさんいる 君だけじゃない

先日、「ベルリン天使の詩」を観てきました。1988年日本で公開されたときに観て以来、既に30余年… 1980年代と言えば、戦後40年余り。まだ戦時中を知っている方も多くいらっしゃいました。この映画が撮影された頃はまだ壁も健在で、西ベルリンは共産主義に対する自由な都市であると同時に壁に囲まれた閉ざされた世界。そんな情勢を背景に、人と、人と関りを持たずに見守り続ける天使の物語が、色彩とモノクロの世界、壁の内外を介して語られていきます。 一度観た作品ですが、初めて観たときには見