初夏に行ってみたいとこ
ヨーロッパの初夏 どこに行っても素敵な季節ですね。
あえてどこに行ってみたいかを考えると…月並みですが北欧でしょうか。
スウェーデンとフィンランドは滞在したことがあるのですが、ノルウェーは未踏の地。
まだ見たことのないフィヨルドと、オスロのヴィーゲラン彫刻公園に行ってみたいです。
グスタフ・ヴィーゲラン(Gustav Vigeland:1869 - 1943)の彫刻を初めて見たのは学生の頃の語学雑誌。
真っ青な空に立ち上っていく不思議な彫刻に魅せられました。
オスロの郊外にあるフログネル公園内の「ヴィーゲラン彫刻公園」には彫刻作品の屋外展示とヴィーゲラン美術館があります。
ヴィ―ゲラン自身が作品の解説を一切していないので、全ては観る側に委ねられているという事でしょうか。
作品はすべてオスロ 市に遺され彫刻公園に展示されているのですが、例外として札幌芸術の森野外美術館に作品が貸与されているそうです。
お隣の国、スウェーデンのストックホルムにもカール・ミレス(Carl Milles:1875 - 1955)の作品が展示されたミレスゴーデン彫刻庭園があります。
こちらはリディンゲ島というところにありますが、船ではなく地下鉄やバスで行けるそうです。
彫刻作品の面白いところは、作品が複数存在すること。
ミレスの作品「人とペガサス」は箱根の彫刻の森美術館や下関市立美術館で観ることができるようです。
ちなみに、美術館ではありませんが早稲田大学の所沢キャンパスでも観られるそうです。なんと、日本に3体もあるなんて…
二人とも、オーギュスト・ロダンの影響を強く受けているそうなので、パリ…と言いたいところですが、上野で併せて鑑賞したいです。
夏至の頃というのはどこにいても日が長いのですが、ちょっと不思議な感じがするのがスペイン。経度で言えばイギリスより東なのですが、大陸時間を使っているので朝、明るくなのが他のヨーロッパ都市よりなんとも遅め。今日の日の出を調べてみたら、なんと 6:44。昼間はシエスタが必要なくらい暑くなり、夕方になってやっと落ち着いたかと思えば、夜は遅くまで明るいのです。(今日の日の入りは 21:48)
初めてスペインに行った時、友人からマドリッド在住の方を紹介してもらい、6月の長い夕方に色々連れていってもらったのですが、当時、バックパックでヨーロッパを回る学生は7月頃に英語圏イギリスに入り、ドーバーを渡ってフランスへ。その後ドイツやイタリア、スペインと回る人が多く、これだと夏の暑い盛りにスペインに来ることになるので、お勧めできないとのことでした。
限られた滞在だったので、行きそびれてしまった場所、行ってみたいと思った場所がスペインにもあるのですが、それは次回に…