清流のほとりで
今朝、膨大な仕事量を目の前にしてしばしの現実逃避をしたくなり、一駅向こうの清流へと散歩に出かけた。
学校が始まったからか人気は少なく、静かに流るる川沿いを歩いていると、前から上半身裸の30歳前後に見える男性が歩いてきた。
スイムキャップに海パン、靴下にスニーカー。すべて紺色だった。
ちなみにこの清流はとても浅く、足をつける人はいても泳ぐ人はいない。
日焼け目的だろうか。
清流とはいえど、階段を昇ればそこはタワーマンションの並ぶ街中。
違和感に通り過ぎる人たちが困惑している。
通気性の良い場所なのでマスクはしなくてもいいと思うが、上に何か着てくれよ。若くて自信があるのかもしれないけど、気持ち悪いよ。
すれ違いざまに呪詛を唱えそうになった。