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KOMEHYO鑑定士について(前編)~仕事内容について~
こんにちは。KOMEHYOnote編集部です。
KOMEHYOは主に中古のブランド品を扱うお店です。重要な仕事のひとつに、鑑定士による買取があります。
鑑定士は、持ち込んでいただいた品物の状態や相場をふまえて査定を行うだけでなく、滞在時間そのものを楽しんでいただける接客を行います。そういった能力を培うため、KOMEHYOでは鑑定士育成の研修を行っています。
今回は、KOMEHYOの鑑定士の仕事内容と、入社してから鑑定士としてデビューするまでの教育・研修内容を前後編に分けて、レポートします。
まずは、前編です。
■その前にKOMEHYOのビジネスモデルの紹介
KOMEHYOは、不要になった品物をお客様から買取り、品物の品質チェック、メンテナンス、価格設定などを経て、必要とするお客様に販売しています。
ただ、「モノを提供」するのではなく、KOMEHYO独自に※リレーユースという考え方を大事にしながらリユースの商いを続けています。
※リレーユースとは「モノは人から人へ伝承(リレー)され、有効に活用(ユース)されてこそその使命を全うする」というコメ兵独自の概念。
リレーユースについて→https://komehyo.jp/recruit/about/relayuse/
■KOMEHYOの鑑定士とは?
KOMEHYOでは、ジュエリー・貴金属、時計、ブランドバッグ、ファッションを主に取り扱っています。(名古屋本店のみカメラ、楽器、着物の買取と販売も実施。)
それぞれの商材の資格を持つ鑑定士がおり、中にはジュエリーと時計、バッグとファッションなど、複数商材の資格を持って活躍している鑑定士もいます。
一次流通の新商品の情報を追ったりするなど、資格を取得したあとも勉強をすることがありますが、若いうちから高額の取引ができることや、お客様から「次もあなたに買取してもらいたい」などご指名をいただけることなどがあるので、やりがいを感じている鑑定士が多いです。
■鑑定士になるには
KOMEHYOの鑑定士になるには、専門の国家資格だったり協会で定められた資格があるわけではなく、KOMEHYO独自の鑑定士試験に合格した方のみ鑑定士として業務を行っております。お客様が安心してご利用できるように鑑定士の教育・研修を行います。
※鑑定士の教育・研修内容については後編へ
■鑑定士の一日
あくまでも1例ですが、鑑定士の一日の仕事は下記のようなスケジュール内容です。
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■買取業務の流れ
①受付
まずは買取の受付をします。お客様がお持ちいただいた商材、ご指名の鑑定士がいるかなどを伺います。その後順番が来るまでお待ちいただくようお席にご案内をします。
※店舗の規模によっては専任の担当者がいることもあります。
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②査定
鑑定士といえばこの業務をイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ルーペやAI機器などの道具を使って、1点1点に、様々な確認を行います。確認内容は、当社で買取可能なものであるか、品物の状態、付属品の有無など。そして最終的にはいくらで買い取れるかを査定します。
なお、確認査定業務を機械的にこなすだけでなく、持ち込み品にまつわるストーリーや、来店理由などを伺い、査定時間そのものを楽しんでもらえるように心がけています。
お客様自身へのご褒美として買ったもの、大切な人からもらったものなど、お客様とコミュニケーションを取ることでその品物に対するストーリーが見えてきます。お客様にとって品物との良い別れができるよう、鑑定士はお客様に寄り添えるような接客を心がける人が多いです。
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③金額提示
品物を確認した後はKOMEHYOの買取実績や相場データを参照しながら、適正価格をお客様へご提示します。お客様との信頼関係を築くため、お客様になぜこの価格なのかを納得してもらえるように1点1点丁寧に説明していきます。
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④お支払い
買取が成立したら、代金のお支払いを行います。ポイントカードをお持ちのお客様でしたらポイントをお付けします。
⑤お見送り
感謝を込め丁寧にお見送りをします。お客様がいつも笑顔でお帰りいただけることを目指しています。
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⑥古物台帳の入力
買取した品物は国家公安委員会にて定められた事項を帳簿、もしくは電子データとして保存する必要があります。そのため、台帳登録などの事務作業も行います。
⑦発送準備
お客様から買取をした品物は、すべて愛知県にある商品センターで再度の検品、メンテナンスやクリーニングを経て商品化を行います。買取した商品の数、台帳と内容が合っているのかなど最終チェックをし、梱包し発送します。
■鑑定士として活躍しているスタッフに鑑定士のやりがいについてインタビューしてみました!
新宿店 ジュエリー担当 青木耀子さん
「私の鑑定業務でのやりがいは、お客様に満足感を味わっていただけることです。金額面も大事ですが、気持ちの面に重きを置いています。
私の専門は宝石・貴金属なのですが、長く使われた思い入れのあるお品物を持ってきてくださるお客様も多いです。
私は鑑定士として、丁寧に査定をしてKOMEHYOなら安心だと感じていただけるようことを大切にしています。
ご売却の判断はお客様がなさいますが、「しっかり見てもらえたから」という理由でお品物をお譲り下さることもあります。お品物だけではなく、そこにある思い出や気持ちも大切にしたいです。」
名古屋本店 時計担当 渡部瑛己さん
「私は時計の担当ですが、時計は高額の取引になることが多く、取り扱いに緊張することが多々あります。ですが、若いうちから何百万、何千万の取引をできることにやりがいを感じています。昔購入した時計に、購入時の定価より高い金額が付く場合があり、お客様の想像を超える金額をお出しできた時は、私も嬉しく思います。」
梅田店店 ジュエリー担当 寺戸ららさん
「ブランドショップの現行販売品ではない品を実際に見て、お客様に思い出についてお話していただける時、「寺戸さんにお世話になったから」と再来してくださった時、ご友人ご家族をご紹介いただけた時にやりがいを感じます。」
■まとめ
KOMEHYOの鑑定士について説明してきましたが、鑑定士という職業に興味を持っていただけましたか?
ぜひ私たちと一緒に働きませんか?
後編では今回ご説明した鑑定士が、どのように学ぶのか研修についてご紹介します!
以上、KOMEHYO鑑定士についてでした!