9/29 🇨🇦習慣の怖さ

留学も3ヶ月経つと完全に慣れてくる。同じ行動パターンを無意識に取りがちだ。時間の過ぎる速さは習慣化によって刺激が少なくなるからだと言われている。今日はふとしたタイミングでこのことに気づいた。

自分が同じ行動をとっていると感じたのは、朝の通学時での出来事。今住んでいるシェアハウスから学校へ行くには30分ほど電車に乗らなければいけない。それまで数カ所の駅に止まる。
駅での僅かな停車時間の間に、ふと窓の外に目を向けると、自分の肩のラインとまったく同じ位置にカナダの歯科衛生士専門学校の看板があった。その瞬間、「あれ、昨日も同じ看板が同じ位置にあったぞ。いやいつもこの看板を同じ位置で見ているな」と気づいた。カナダの電車(スカイトレイン)は完全自動運転であり、駅に止まる位置がほとんど同じである。同じ位置に看板が来ていると言うことは、自分が無意識に同じ列車の同じ座席に座っていることになる。

知らず知らずのうちに生活をパターン化し、楽をしていた。毎日同じ仲間と作業をし物事の本質を考えることを放棄しているのではないか。自分も含めた多くの人が思考を停止し、だた仕事をこなしたり現状や将来から目を背けがちだ。

何気なく日常を過ごしたり、電車の中でスマホを無意識にスクロールしているようでは、あっという間に月日は過ぎる。体だけ動かして思考が停止しては、人よりいいアイデアや新しい能力は身に付かない。

日常の中で変化を意図的に加え、考えることを習慣化できたらこれからの大きな武器になる。



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