ごはんがゆっくり食べられなくて爆発した夜。#244
不定期に書いている爆発シリーズです 笑
あれ?ついこないだも瞬間湯沸かし器にならなかったっけ…?
それはいつも突然に。
夜、夫に頼んで仕事帰りに買ってきてもらったお気に入りの唐揚げ屋さんの唐揚げがその日の夕食でした。
やっと、やっとゆっくりご飯が食べられる!
祝日で夫は休日出勤で2歳と1歳のワンオペ。朝も昼も食べたんだか食べてないんだか。そんな感じだったので実質その日初めての「食事」に心は踊っていました。
夫はお風呂に入っていました。
お腹が空いていたので夫を待たずに食べ始めることにしました。そのバチが当たったのだろうか。
さぁー!食べるぞー!気分も最高潮だったその時、娘、ギャン泣き。
……今?
いや、私は今ごはんが食べたい。悪いがしばらく泣いててくれ。
もう強行突破で食べるつもりでした。
しかしどうにもこうにも激しく泣くので泣き声をずっと聞いてるのも辛いしと仕方なく膝の上へ。
膝の上でも、大暴れ。
食事どころではない。
あー唐揚げが!温かいうちに食べたかったのに!せっかくやっと食事できると思ったのに。
……。
「うるさい!うるさい!もう!ごはん位食べさせて!」
娘を揺らす手が止まらない。手だけ別の生き物みたいに。私の意志なのかもよくわからない。
向かいにいた息子も複雑な表情をしている。
食べ始める少し前、ちょうど2歳の子どもに睡眠薬を飲ませた母親のニュースをぼんやりと思い出していた。
寝ない子どもに自分が処方された睡眠薬を1/4だけ飲ませたらしい。
気持ちはわかるよ。
越えてはいけない一線を越えてしまったとは思う。でも……
そのお母さん、どんな状況で育児してたのかな?
そっちの方が心配になってしまった。
その時の私にはそのお母さんを責める気持ちが全くなかった。
今思えばそこでフラグは立っていた。
ネットでもそのニュースが目に入り、コメント数がすごいことになっていたので恐る恐る開いてみた。
どうか、お母さんを責める言葉でありませんように…
祈るような気持ちだったかもしれない。
「子どもが無事で良かった。お母さんも休ませてあげてほしい。」
「お母さんを抱きしめてあげたいね。」
「1/4だけ飲ませたっていうのが、ちゃんと愛情あるよね。」
意外にも、お母さんに寄り添う言葉が多くて、私はなぜだか安心した。
そんなことをぼんやり思い出した直後だった。
「うるさい!うるさい!」
まるでその言葉しか言えなくなった壊れたロボットみたいだった。
お風呂から出て脱衣所にいた夫がただならぬ私の様子に気づき慌てて出てきた。
「ごはん位、夜位はゆっくり食べたいの!!」
駄々をこねる子どもだった。
夫が慌てて娘を引き取った。
渡す瞬間私の口からは、
「いらない!」
そんな言葉が飛び出していた。
自分でも恐ろしくなる。
もう唐揚げの味はわからなかった。
ただ口に運んで咀嚼し、急いで2階へ避難して、少し落ち着いた。
夫も3週間休みがなかった。疲れてるはずなのに子どもを丸投げして多少罪悪感がありながらも、どこか「でも、通勤時間は自由あるでしょ?昼休みもあるでしょ?」と、意地悪な自分も見え隠れしている。
また今回も自分のコップが溢れていることに気づけなかった。
コップに、小さなヒビでも入って少しずつ漏れていたから、一気に溢れずに済んで気づかなかったのだろうか?
前日には友人家族を招いてBBQもして、私もリフレッシュした気分でいたのにな。
友人も出産したばかりだから、とにかくリフレッシュを!そう思って誘ったのだけど、一番リフレッシュが必要なのは、自分でした 笑
こんな時、いつも絶妙なタイミングで連絡をくれる友人がいる。
「明日か明後日友香とコストコ行きたいんだけど、元気ある?」
元気は、なかったんだけどこのLINE見て元気出た!
夫からは「リフレッシュしてきな!親に頼んで子ども見てもらうから出かけてきたら?」
「リフレッシュ、しに外に出かける気力がなさそう…」
そう断っていたのだけど
「行く!」
友人からの連絡にはすぐに返信した。
私も、連れ出して欲しかったのかもしれない。
コップにさ、目盛りついててほしいよね。
んで夫にもわかる仕様にしてほしい 笑
いやいやもう溢れてる!ヤバいて!
そんな風に、もっとわかりやすければいいのに 笑
さぁ
今日も
新しい一日が
始まります。