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赤とわたしのアイデンティティ。

わたしには、赤がとてもよく似合うとおもうの。
今日、爪を赤く塗った。
赤は、情熱・パワー・自信などエネルギーの強さを感じさせる色。
元気が欲しい時にも、身につけると効果的なんだとか。
でも、そんなんじゃなくて、わたしは小さい頃から赤が好きだし、自分でも赤いものが似合うとおもう。小さい時は真っ赤なズボンを履いていたし、今だって持ち物は赤が多い。30歳の記念には大切に長く使うつもりで、LOEWEで真っ赤なバッグも買った。

赤のマニキュアはCHANELと決めている。色んな赤があるけれど、今はだいぶ前に買った528(rouge puissant 廃盤になってしまった)を塗っている。
シャネルのマニキュアはちょっとお高いけれど、不器用なわたしでもとても綺麗に仕上がるし、しばらく使っていなかったとしてもマニキュア自体が劣化しにくいとおもう。
赤いマニキュアを塗った手は、わたしらしい。
体の末端の小さな面積なのに、赤い爪はいつもその存在を主張する。
時々、こうしてわたしは自分らしさを再確認する。
もしくは、わたしらしさを表すために、赤く塗る。
単に、赤く塗りたい気分の日もあれば、えいやっと気合を入れて赤くする日もある。
気がつけば爪を赤にしたのは、久しぶりだ。

毎日は、穏やかでとても幸せだ。
なのに、心の深い中心部では自分に対する不満や、発散できない情熱が小さくマグマのように渦巻いている。
今の時代、小さな幸せを感じながら、ただ生きているだけじゃダメなのだろうか?
そんなことを迷ったりしながら、最近はずっと生きている。

赤い爪は、自信なさげなひとにはミスマッチだとおもう。
でも、たとえ自信や元気がなくても、赤を塗れば良いんだ。
今、わたしは元気やパワーが欲しいわけじゃない。
ただ、わたしは赤が好きで、そして赤が似合うのだ。

そう、わたしは赤が似合う女なのだ。

先週末の軽井沢
紅葉が綺麗だった

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