私の好きな映画監督②~本広克行
皆さん、おはこんばんちは。
私の好きな映画監督その②は、
本広克行監督
です!
といっても、ローティーンの人たちは知らないかな~。
本広監督の代表作といえば何といっても「踊る大捜査線」シリーズですが、その完結編も今からもう7年前の公開ですからね。リアル中高生の人たちは知らないかも。
あ、ただスタダDDの人なら、5年前に監督した「幕が上がる」では、ももクロのメンバーが出演してましたので、ご存知の方がいらっしゃるかも知れませんね。
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プロフィール
ではまず、プロフィールからご紹介しましょう。
【本広克行(もとひろ・かつゆき)】1965年7月13日生、香川県丸亀市出身。
◎主な作品
【ドラマ】
「お金がない!」(1994年)
「踊る大捜査線」(1997年)
「世にも奇妙な物語」
“見たら最期”(1992年)
“友子の長い朝”(1994年)
“幸せを運ぶ眼鏡”(2015年)
【映画】
「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年)
「スペーストラベラーズ」(2000年)
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)
「交渉人 真下正義」(2005年)
「サマータイムマシン・ブルース」(2005年)
「UDON」(2006年)
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(2010年)
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年)
「幕が上がる」(2015年)
【アニメ】
「PSYCHO-PASS」シリーズ
◎ 受賞
【日本アカデミー賞】
第22回 優秀監督賞=「踊る大捜査線 THE MOVIE」
第27回 優秀監督賞=「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
【報知映画賞】
第40回特別賞=「幕が上がる」
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踊る大捜査線
「踊る大捜査線」は、ドラマの放映時に最初の2~3話は見逃してしまったんですが、面白いという評判が立ったので観てみると、もう度ハマリ!
翌年の映画も観に行きましたし、見逃した回のドラマを観たくてDVDも買ってしまいました😆
「踊る大捜査線」は従来の刑事ドラマとは違う、真面目なんだけど適度なユーモア、警察上層部と現場の刑事との確執など、ストーリーがとても斬新だったんです。
脚本を書いた君塚良一さんは、萩本欽ちゃんの弟子だけに、その特徴が際立っています。
「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」
という織田裕二の名セリフは有名ですし、柳葉敏郎の室井さんは今でも物真似のネタになりますよね。
他にも深津絵里、水野美紀、ユースケ・サンタマリアに加え、今は亡きいかりや長介さんらの演技も最高です。
※追記
私立恵比寿中学(エビ中)の曲に「でかどんでん」というのがあるんですが、そのMVでこの「踊る大捜査線」のパロディ場面があります。「でかどんでん」のレビューでその事について触れていますので、お暇なら読んでみてください。
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スペーストラベラーズ
ただし。
ドラマとしてはハマったんですが、実は本広監督が演出しているというのはあまり意識していませんでした。(演出陣は本広監督だけじゃありませんでしたしね)
私が「面白い演出をする人だ!」と意識し、なおかつお気に入り監督としてハマるきっかけとなった映画は別にあります。
それは
「スペーストラベラーズ」。
こんなタイトルですが宇宙モノではなく、タイトルバックにアニメが流れますが、実写映画です。
若者3人組が銀行強盗を企て、5分で済ますはずだったのに思わぬトラブルで時間がかかり、次第に人質たちとも仲間みたいな関係になって行く…というストーリーです。
とにかく、えっ? というストーリー展開で、脚本は朝ドラなどを書いている岡田惠和さん。
犯人の一人に映画世界の中での人気アニメ「スペーストラベラーズ」のファンがいて、人質も巻き込んでそのアニメの中のメンバーと重ね合わせたりする、というストーリーですから、このタイトルなんですね。
これを観て、こんな面白い映画を撮るのはどんな監督だ? と調べてみたら、そこで「踊る大捜査線」や「世にも奇妙な物語」で強烈に怖かった「見たら最期」を演出した本広監督につながった、という訳なのです。
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サマータイムマシン・ブルース
そして!
私が本広監督作品の中で最高傑作だと思う映画が
「サマータイムマシン・ブルース」
です!
ある大学の「SF研究会」に所属する、ゆる~いノリの部員たちの前に、ある日突然タイムマシンが現れる。
いったい誰が持ち込んだのか、はてさてそのタイムマシンをどう使うのか…。
そして彼らが選んだのは、昨日へ行って壊れたクーラーのリモコンを取ってくるというミッション!
しかしその作戦も、またまたゆる~いノリでトラブル続出。昨日と今日を行ったり来たりのタイムマシン無駄遣い!
いやもう、とにかく面白いんです!
そして、タイムトラベル物に付きもののタイムパラドックスや、あの時あそこにいたのはいつの君? といった繋がりのマジック連発で、観終わったら必ずもう一度観たくなること請け合いです😉
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ヨーロッパ企画
この映画は、ヨーロッパ企画という劇団が同じタイトル、ほぼ同じストーリーで演じた舞台作品が元ネタです。
舞台を観た本広監督が、その奇想天外なストーリー展開に惚れ込み、映画化を企画したのです。
映画版の配役陣も、瑛太や上野樹里、真木よう子、ムロツヨシ、佐々木蔵之介、升毅と豪華ですし、曽我役の永野宗典と田村役の本多力はヨーロッパ企画の劇団員で、舞台でも全く同じ役で出演しています。
私はこの映画にハマってしまったので、舞台版と映画版のDVDセットを買ってしまいました😆
舞台版も、舞台ならではの小道具と演出で、とても面白いんですよ。
ま、本広監督が惚れ込んだ訳ですから、当たり前ですけど😆
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見たら最期
本広監督が演出した「世にも奇妙な物語」のエピソード「見たら最期」のYouTubeリンクを貼っておきます。
お断りしておきますが、この話チョー怖いですよ😅
夜中に1人で見たりしないように。
見たら最期………
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という訳で。
今回は、本広克行監督のご紹介でした。
まだまだ紹介したい監督さんは沢山います。
次回もどうぞお楽しみに。
ではでは、また会えるから、この言葉が言えるんですよね。
ごきげんよう、さよならDestiny!
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