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成長に監視役は必要かな?
監視役いる?
組織内において従業員の監視役みたいな人がいます。
今何やっているか、やっていることは企業に必要かどうかチェックするような人です。
そのような人たちはどのような気持ちで働いているのでしょう。
私は以前組織において監視をされる側、する側両方経験させてもらっているので、比較的中立な立場ですが、いちいち言われるとやはり監視される側としては次の言葉が出てきます。
「現場を知らないくせに・・・」
現場の意見と外の意見
確かに監視する状況においては現場を知らないことも多々ありますが、それが本当に必要なことか、はたまた、知っているからこそできない、ということもあります。
私たちが成長するときはどのような時か、というと、実は知らない時の方が発想が豊かになり、成長していきます。
知らないからこそ自由にしがらみなくチャレンジできるのです。
不適合者が作ってきた
人間だけが動物の中で「自然」と言う概念を壊して成長しているのです。
この森歩きにくいな、と思えば、木を切り道を作り、お腹空くなと思えば、冷蔵庫を作り、食料を保存可能にしたり、動物はこのようなことはせず、自然に適応していきますが、人間だけが自然を人間に適応させています。
ある哲学者が人間は神にも獣にもなれる、と定義していますが、その通りでしょう。
話が逸れましたが、組織において監視者は常識(組織内のルール)から逸脱しないようにという側面と常識から逸脱した方法を探す、という2つの面があると思います。
枠を知らないと壊せないのも事実
よく枠を超えた発想が欲しい、破壊的イノベーション、みたいな言葉がありますが、最初は枠を知らないと、壊せません。
それを勘違いして、何かよく分からないけど、突飛なことを言えばいい、と捉えては成長はありません。
枠を知ること、それが監視者には必要です。そして、なにはともあれ、人に伝える時の伝え方ですね。
明らかに監視者が偉そうなところは組織内の雰囲気も悪くなります。
現場のことは現場の人が「知って」やっているのですから、聞きながら調整することが望まれます。
今空見てます。
とここまでは組織内でしたが、個人に応用すると、個人で事業をされている人は自分が全て「知って」かつ監視しなければなりません。
そのためにもどこかで落ち着いて客観視することが望まれます。
一度空を見上げて、午後からは一旦、思考のリセットしながら、見直してみませんか?
何事も空気を吸って、吐くことが自分で出来るから、進んでいきます。
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