心が健康でいるためには、何が心地よくて、何が嫌なのか感じられることが大事
母親との問題が解決すれば
夫や子どもとの関係まで改善！
アダルトチルドレン・母親との関係改善
専門カウンセラー 静咲（しずさき）宏美です。
先日学んだ心の学びの講座で、深く響いたことがあったので
シェアしますね。
ムカつく自分を受け入れると、現実世界からムカつく人が消える
なぜかというと
心理学の世界では
自分の心の内面が、外側の世界に現れている
と考えるから。
つまり、ムカつく人ばかり目の前に現れるとしたら
あなたの心の中は怒りでいっぱい
つまりは
怒っている自分を受け入れられず
否定しているから、怒りが抑圧されて
外側に現れている
こう考えるのです。
だから他人をどうこうする前に
自分の内面を見つめ、向き合い
どんな自分でもいいよ、と
許して整えていくと
周りからムカツク人がいなくなる
という理屈です。
ポジティブな感情にもブレーキがかかる
子どもの頃、素直に感じられたポジティブな感情も、
親や先生に怒られた経験などから
それを出すことを自分に禁じていることがあります。
例えば、嬉しいことがあっても、それはいいことなはずなのに
わーいわーい、と思いっきり喜べないことありませんか？
自分ばっかりいいことがあったから、と
近くにいる人に変に遠慮してしまったり
「調子に乗ってるといつかしっぺ返し食らうよ」
昔、親に言われた言葉が頭をよぎったりして
喜んではいけない
そういう思いがインプットされていることに
気づきます。
感情をちゃんと感じよう
ネガティブな感情、これはポジティブな感情とは別な理由で
フタをしてしまいがちです。
何でだと思いますか？
私たち人間は、怒り・悲しみを感じること自体を
すごく嫌っています。
そうなってて、情けない状態の自分や
みじめな気持ちになってる自分を
見たくないのです。
ネガティブ感情を嫌っているというより
ネガティブ感情を感じている自分をみるのが
イヤで、フタをしてしまうのです。
フタをすれば、一時的には
ネガティブな感情を感じなくて済むから、楽かもしれません。
でも、それをあまり頻繁にやってしまうと
本当は、何が心地よくて、何が嫌なのか、わからなくなります。
そして、もっと困るのが、フタをして
心の中にネガティブ感情がたまると
外の世界に自分を「怒らせ」「悲しませる」出来事が
起こり続けてしまいます。
「投影」という
心を守る働きのせいです。
外の世界つまり現実世界で
目の前にムカつくことばかりする人が現れる時は
あなたの心の中に、「怒ってはいけない」
「悲しんではいけない」とフタをして禁止してることが
たくさんたまっています。
だからといって、ムカついたら
それを相手の人にすぐ伝えないといけない、
と言っているのではありません。
自分の心の中で
私、ムカついてる、怒ってる
と感情をちゃんと感じるのです。
自分が感じてる気持ちを
相手への怒りにすり替えて
相手が悪い、とぶつけるのではなく
自分は相手の何にムカついて
怒っているのか
さらに
怒っているその奥で
本当はどうなってたらよかったと思っているのか
までかんじてみるのです。
怒りは二次感情なので
必ず一次感情ががあります。
それはたいてい
悲しい、情けない、みじめ
などという、一番見たくないものです。
見たくないから怒りのエネルギーで
見ないようにしてるのです。
怒りで例えると
怒った（ムカつく出来事勃発）
⇩
怒りたい（自分の欲求）
⇩
自分の心の安全な場所で怒らせてあげる
・欲求を満たす～自分で怒った気もち吐き出す・紙に書く など
・怒る自分を許す～怒る自分=悪、とジャッジしない
⇩ ≪ここ大事≫
感情が解放される
⇩
外の世界に怒る出来事が現れなくなる
こんな流れで解決していけます。
大切なのは
自分の気持ち（感情）をスルーせずに
ちゃんと感じてわかるようにすること
そのためには
嬉しいポジティブ感情も
避けたくなネガティブ感情も
普段からしっかり感じとること
それを外に出すこと(表現する）
を心がけましょう。
母親との問題が解決すれば
夫や子どもとの関係まで改善！
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専門カウンセラー 静咲（しずさき）宏美でした。
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