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多くの人が怒りや不安を抱えている

Twitterでとある写真が炎上している。

品川駅港南口に向かう廊下。今日はこの廊下を「社畜回廊」と呼ぶ。この社畜回廊に出来た広告が話題になっている。

「今日の仕事は、楽しみですか。」

まぁこの広告を見た人の多くはこう思う。

「んなわけねえだろ!」

私もそう思った。

「んなわけねえだろ!」と心の中で呟いて済めばいいが、この広告が多くの人の怒りや不安、恐怖を刺激してしまったようだ。

多くの人が仕事でストレスを抱えている

広告の炎上で感じたことは、多くの人が怒りや不安を抱えていると言うことである。そんな中、この広告がきっかけになって爆発した。そんな印象だ。

今回はこの広告でネガティブな意味で"感情を動かされた"という人たちの気持ちを観察し、私の意見を伝えたい。

湧き上がってきた感情を観察する

私も数年前にこの広告を見たらきっと強い怒りや不快感を感じていたと思う。

「どうしてこんな言葉を言われなくちゃいけないんだ」

「楽しいわけないだろう」

今回の広告でそう感じた人はいないだろうか?その感情をどうして感じるのだろうか?下記からは私の勝手な予測です。

=私は我慢して今の仕事をさせられている。
=私は仕事で嫌な思いを我慢している。

そう思っていいんです。その感情について少し考えてみましょう。

我慢しているのはなんの感情なのか…?おそらくその「我慢している」のは何かの感情であり、それが怒りや不安になって現れているはずです。そしてその怒りや不安はどこから生まれているのか。

仕事=楽しいもの と結びついていないのではないか?

この広告を作った人は「仕事には楽しみがあるもの」だと思っているのかもしれない。でもこの日本社会の中で仕事に"楽しみ"がある前提で仕事ができるような環境じゃない人も多くいる。私もそのうちの一人である。

会社で上司に心ない言葉を浴びせられて傷ついている人もいるし、理不尽な扱いを受けている人もいるし、言い出したらキリがない…。

最後に

今日の仕事は、楽しみですか?いいえ、楽しくありません。

でも、その楽しくない働き方・生き方を選んでしまったのは自分。

そしてその状況を変えることができるのも自分なんだと私は思っています。

もちろん、仕事は楽しくやれないことがほとんどです。でも苦痛を感じ続けながら、我慢を強いられながら、粗末に扱われながら働くことが正解でもないと私は思います。

だからあの広告に気持ちを(悪い意味で)動かされた人はこれをきっかけに仕事で生じる怒り、不安を少し観察してみてはいかがでしょうか。

以上になります、ありがとうございました。

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心に毛を生やせ!@吉倉たま
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