辛い過去は、無理に忘れようとしない事
生きていれば、誰にでも辛い過去があると思います。
忘れたい、
捨てたい、
思い出したくない、
もうあんな思いは二度としたくない。
しかし、そう思えば思うほど、忘れられない、捨てられない、思い出す、のです。
それはなぜかというと、
もうあんな辛い過去は忘れたい、とずっと思っていると、
自分の脳が辛い過去の何を忘れたいんだっけ、どんな辛い過去だったっけ、とフル回転で思い出そうとします。
だから余計に考えてしまい、忘れられなくなるのです。
悲しい時や落ち込んだ時に、無理して明るい曲を聞いたり、みんなでパァっと飲みに行く、なんて行動も逆効果で、余計に悲しくなり、落ち込んでしまいます。
結論は、
辛い過去や感情は、無理に忘れようとしても無理なのです。
時間がその辛さを、多少は和らげてくれるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。
いずれは、
その辛い過去や感情と向き合わないといけない日が、必ずやってきます。
自分の中にある、辛い、苦しい、悲しい、といった感情をありのまま受け止める、受け止め続ける。
それを続けていくうちに、自然な流れで辛い過去を考える時間が減っていく、考えても冷静でいられる、ほとんど考えなくなった。
ここまできたら、その辛い過去は本当の意味で、
あなたにとって本当に過去の事になります。
そうなれば思い出話として、笑って話すことができるでしょう。
あなたにとって今日も良い日でありますように🐶