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一時停止

登校拒否の理由のひとつに
「なんのために学校に行くんだろう」がある

勉強しにいくことは理解している
でも、目的が見出せない
誰しもうっすら抱いている、そんな思いを
無視できない子達は不登校という形で表現する

他方、同じ思いを抱いていても
学校に通える子達もおり
いい意味で割り切りができるタイプだ
どちらが良い悪いという優劣はなく
ただただタイプの違いであり
人生の生き方の価値観の違いとも言える

社会人でも同様で
「何のために仕事しているんだろう」と
会社に一時的に通えなくなる人達がいる

人生のどこかのタイミングで
こうした根本的な問いかけに
自分で答えを見つけられるよう
考える時間を与えられているのかもしれないのだから
立ち止まってみるのも悪くないはずだ


【ひとりごと】
外資系で働いていた時
往々にして「動きながら考えろ」と言われ
立ち止まって考えるが許されなかった感じがありました

そうすると
その働き方が合う人合わない人が出てくるもので
たとえ職務遂行能力が高い人でも
ドロップアウトしていくことがあり
自分の居場所というものを自分で見極めていく
大切さを学んだ気がします

それと同時に
ドロップアウトする=負け、能力不足ではないことも
知ることができました

そのおかげか
負けるが勝ちの選択ができるようになったことで
人生の選択幅が拡がり、ちょっとだけ楽に
生きられるようになった気がします