心療内科と精神科の違い
今日は心療内科と精神科の違い、受診のタイミングについてお話しようと思います。
メンタルヘルス不調で受診するのは心療内科や精神科になります。
心療内科とは・・・
主に身体に症状・疾患が現れる心身症(ストレスの影響で身体に現れる病気)や、内科などの他の診療科で受診しても異常はないが、症状が良くならない場合に受診する。(アルコール依存症や統合失調症は診療できないクリニックもありますので、事前に確認しましょう)
精神科とは・・・
主に精神の症状(眠れない、集中できない、やる気が起きない、だるいなど)がある場合に受診する。アルコール依存症や統合失調症も精神科を受診しましょう。
このようによく本には書かれていますが、メンタルヘルス不調の場合は、身体に起こる症状(だるい、頭痛、眠れない)などもあることが多いため、心療内科でも治療が出来ます。
メンタルヘルス不調は、症状が重くなると受診に対する抵抗感が出てくるため、「何かおかしい」ということがずっと続いているようであれば、受診を検討しましょう。
また、メンタルヘルス不調は、長期的に通院することもありますので、お仕事をしている人は、お仕事しているという点も踏まえて医療機関を決めるのもポイントです。
メンタルヘルス不調も早期発見・早期治療が大事です。周囲が早く気付いてあげれたら、1日でも早く治療が出来ますね。
何週間も「おかしい」状態が続いていたら、受診を促してあげてください。その時は、出来たら一緒について行ってあげてください。
もし受診を拒否したら、受診したあとに何か楽しみを作るといいですね。
たとえば、受診したあとにデートをするとか。(本人の体調を見て出来そうであれば・・・)
以前も書きましたが、人気のクリニックは何か月も待たないといけない場合がありますので、確認してから受診してくださいね。