こころが弱いからうつ病になるわけではないんです
こんにちは。
今日はうつ病について書いていきます。
まず、みなさんに分かっていてほしいのは、うつ病は心弱いからなるわけではない、誰もがかかるかもしれない病気ということです。
うつ病は、一般的には几帳面で真面目、責任感の強い人がなる傾向があると言われており、脳の中の神経伝達物質が減ってしまうとうつ病が引き起こされると言われています。
そのきっかけが「ストレス」です。
(ストレスについては違う記事で書いていきます)
うつ病になるとこころの症状だけではなく、からだにも症状がでてきます。
こころの症状として
・気分がはれない(憂うつな気分が続いている)
・何をしても楽しくない
・やる気が出ない
・判断力・集中力が低下した
・不安、イライラ、悲観的な考えになってしまう
などがあります。
からだの症状としては
・寝つきが悪い(眠れない)
・食欲がわかない
・体重が減った
・からだがだるい・疲れがとれない
・からだの痛み
・めまい、耳鳴り
・動悸
など様々な症状があります。
うつ病になると、これらの症状が2週間以上つづきます。
想像するだけでも本当につらいですよね。。
うつ病と診断されると治療が始まります。
薬での治療や精神療法(医師やカウンセラーと話しを重ねながら問題解決方法を探すお手伝いをします)があります。
そして何よりも大事なのがしっかり休養することです。
これは怠けているとかでは決してなく、治療の1つとして不可欠なものです。
お仕事休めない、周囲に迷惑をかけたくないというのはすごく分かりますが、頑張りすぎた結果、こころが疲れてしまったのです。
そんなときぐらい周りに頼ってもいいのです。
なので、しっかりからだ・こころを休ませてあげましょう。
お薬も効果が出てくるまでは、2週間以上かかり、ゆっくりと症状が改善していくので、薬を飲んだからっといって、すぐに良くなることはありません。
「効かない」といって自己判断で中止するのはやめてください。
それと多いのが、薬を飲み始めて症状が良くなったからと自己判断で中止される方も多いです。うつ病を悪化させてしまう可能性があるので、自己判断はせず、医師に必ず相談するようにしてください。
うつ病は気持ちや考え方の問題ではないので、気力や根性で治るものではないのです。
焦らずに治療をしていきましょう。