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人にも優しく自分にも優しく
『人に優しく、自分には厳しく』
これが実行できる人はとても立派ですね。
『人に厳しく、自分にも厳しく』
こういう人がお隣にいると、ちょっとしんどい。いつも緊張するし、ビクビクしてしまう。
『人に厳しく、自分に優しい』
この場合、優しいと言う言葉ではなく、
『人には厳しく、自分には甘い』
と言ったほうが的確なのではないかしら。
さて、3つを掲げて、理想的で立派と言われる
『人に優しく、自分に厳しい』
私はこれを目指していました。
ところが、
これを目指そうとすればするほど、とっても自分自身が苦しくなって、しんどくなって、生きるのが辛くて、
「やってらんないわ」
そう嘆いて、陰で涙することが多々ありました。
いっそのこと、『人に厳しく、自分に甘く』
そうなりたいと思うこともありました。
ただ、仕事をする上で、この世知辛い人間社会を生きるためには、
『人に厳しく、自分に甘い』
だと、どうしても、円滑な人間関係を気づくことができません。いざと言う時、助けてもらえないし、何より、私自身がそういう人には、なりたくないのです。
じゃあどうすればいいか。
今のところ、行き着いたものが、
そう、タイトルにもある
『人にも優しく、自分にも優しく』
これが1番自分にしっくりきました。
もちろん優しくする相手はちゃんと選びます。
優しい人には、優しく接し、
意地悪してくる人には、優しく接するのではなく、かといって、厳しくするのでもなく、距離を置くように心かけています。(そうできないこともあったりするけどね。)
そして、自分には、
厳しくしてきた自分には、
理想を押し付けてきた自分には、
ダメ出しをし続けてきた自分には、
ジャッジを下してきた自分には、
これから、もっともっともっともっと
たくさんの思いやりと、優しさを持って、接していきたいと思います。
もし、自分に厳しくするときが、必要な場合は、それは、へそ曲がりとかひねくれから来るものではなく、愛情のある厳しさにする。
そんなわけで、報告書を先延ばしにしていた自分には、
「しっかりしなさいよー。できるはずでしょ」
と、たっぷりの愛情を持って、自分を叱咤激励しました。
期日までに提出できて、ほっとしている私。
てへ。牛歩ですね。
今日も、素敵な1日を。 若松心音