前を向いて
箱根駅伝、テレビでみています。母校も出場しているので毎年応援しています。タスキを渡した後、倒れこむ姿。この日のためにどれほどの、がんばる過程があったのだろう。彼らが積み上げてきたがんばりを心から称えたくなり、ウルウルしながらテレビの前で拍手したり。
子どもの頃、幾度か歩道まで行って旗を降って声援したこともありました。実際に走っている姿は、それはそれは驚くほど速い!私が自転車で全力だしてペダルこいでも追いつけないくらい速い。大げさでなく本当に。
かっこよく走っているお兄さん達。そこから時は流れ、がんばって走ってる同世代、懸命に走っている後輩たち。そして、今はひたむきに走っている若者。憧れから羨望となり、今は見守りと時を経て変わっていきました。
がんばる経験ができるって、本当に素晴らしいこと。それが、勉強であれ、仕事であれ、恋愛であれ、なんであれ・・・。
のちに思い出されることは、結果よりもたいていが苦しい過程。結果は自分以外の人がくだすものだけど、自分の中に残っているのは、それを得るためにがんばってきた過程。ずっとずっと残り続ける。涙したこと、悔しがったこと、ほのかな喜び。
積み重ねた過程がこれからの自分を支えてくれると思うから、これからも、前を向いてがんばっていきたいと思う。
わたしは走ると息切れしちゃうので、歩いていきます。
お読みいただきありがとうございます。
若松心音