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車椅子の息子の介護でのうつ病、一度目の自称うつ病の時のこと

車椅子の息子の介護での、うつ病の話です。

と言っても残念ながら、私はまだうつ病と診断されたことはないのですが。

でも、過去に2回ほど、もしかしてくるとあれはうつ病だったのでは?(素人診断)
病院に行けば、うつ病ですと診断されてたのでは?(素人診断です)
ということがありました。

そのうち1回目のときは、自力で体調を回復させることができて。2回目のときは、病院にたどり着けなかっただけなんですが。

というわけで、車椅子の息子の介護をしていて、うつ病の疑いがあったのではないかな?という過去2回の話をします。

まず、1回目の自称うつ病の疑いがあったときなんですけど。

夫が単身赴任になった時です。

夫が単身赴任になっただけではなく、私も部署が異動になり。
同じ会社の中での異動とはいえ、新たな人間関係づくりとか、新たな仕事内容を覚えるという負担が増えました。

なのに、家庭の方では夫がいないので。私が車椅子の息子の送り迎えとか保育園児のお世話とかを全部しなければならなくなり。

毎日、新しい仕事のことを考えながら、家事育児介護に、車椅子の息子の日々の通院だったり、リハビリだったりのスケジュール管理もしていたら。

ある日突然、脳の容量がいっぱいになり、記憶力がなくなりました。

うっかりしてリハビリの日を忘れたり、なんとか時間を作って予約したせっかく美容院の日を忘れたり。会社のパソコンを開く3つめのパスワードを忘れたり。

このときは、そのうち自分の名前すら忘れるのではないかと思って焦り。GooglekeepやGoogleカレンダーに、日々の予定や、忘れてはならないことを、メモしまくって乗り切ってました。

でも、このときはなぜ記憶力がなくなったのかは、自分では分からなかったんですよね。

当時やってたことは、仕事と、車椅子の息子の介護と、育児なので。このくらいなら、他のワーママさんもやっているし、何でもないことだと思ってたんですが。

今思い返してみると、車椅子の息子はまだ5才とか6才だったので。
お世話レベルでいえば、寝たきりのおばあちゃんのような状態。

ということは、自分の仕事をして、寝たきりのおばあちゃんをデイサービスまで迎えに行って、ご飯を食べさせてお風呂に連れてってトイレも行かせて寝かしつけて。また、翌日も朝起きてトイレに連れて行って食べさせて、というくり返しのような生活。

さらに、そこには2、3才の娘の育児もありました。

今なら、そんなたくさんのことを一人でやらなくてもよかったんじゃないかな。外注したり、人に頼めばよかったのにって思うんですけど

その渦中にいる時には、自分が頑張ってるとか、そういう感覚は全くなくてですね。

とにかく目の前のやらなければいけないタクスが100個あって。上から順や、簡単な順からタスクを消していくことしか頭になかったんですよね。

で、記憶力がなくなった次は、寝ても寝ても寝ても疲れが取れなくなり。

これはちょっとおかしいぞ。仕事中にも寝たくて、休みたいなと思うようになり。

じゃあもう、えーい、休んじゃえと思って。休職をとることにしました。

この時、職場の人の迷惑も、陰口も後回しにして、さっさと休職をとった自分の選択を褒めてあげたいですね。

もしかすると、このあたりで休まなかったら、起き上がれないくらいに消耗してたかもしれませんし。そうなると、回復にも時間がかかりますし。

「なんか無理なことしてるぞ」というあたりで休職を選択をしたことは、良い判断でした。

でも、もしかするとこの時点でさえも精神科とか行けば、うつ病ですよと言われたかもしれないんですけど。

で、休職したら、仕事をしていないので一日3時間くらいは、何もすることがない暇な時間ができまして。ゴロゴロしてたり、ぼーっとしてたら、1週間くらいで体調が回復してきました。

私は一日に3時間ほどの暇があると、最高の体調になるようです。

2回目の自称うつ病の疑いは、長くなったのでまた別の機会に。

話が変わって。
先日は、車椅子の息子が、朝から1日中授業を受けるのは頑張れそうにないというので、2時間目から登校しました。

2時間目から登校させたのは、自分も休職をしたことがあるので。無理に学校に行かせようとすることはできないなという、後ろめたさからです。

そして、2時間目から遅刻して登校した車椅子の息子ですが。朝、家にいる間は、ぼんやりYou Tubeとか見てるだけなんですよね。

せめて本でも読んで学習時間にあててくれ、と思うのですが。

でも私も、休職してたときは、暇な時間は本も開かずにぼんやりしていたので。
息子に「時間ができたなら本でも読んで」と言えないです。後ろめたさだらけです。

(追伸)
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