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【建築学生へ!】設計弱者の私が 1位 を取った8つの手順 8:数値を入れる設計と設計課題の意味
こんにちは、高橋向生です。
今回は「7 形に入れる場所計画(プラン)」の続きです。
このコラムで、「[建築学生必見!]設計課題レベルアップ手順」シリーズは終わりになります。
目次
・設計の数値
・本質から設計までのおさらい
・設計課題をやる意味
・最後に
「最後に」は、設計課題を行う学生の方々、全員に読んで頂きたい文章です。
設計の数値
今まで、建築の設計をおこなうよりも、言葉をどうまとめていくのか。
文章構成をどう考えていくのかかいてきました。
ここで、ついに設計をおこなうわけですが、設計の数値はおわりがない作業です。計画で部屋配置などがかわれば、他の部屋とのかねあいや、構造の面でも数値が大きくかわります。
部屋の寸法、階高、家具寸法、建具寸法、壁厚など、課題設計で考える面は多々あります。
ですが、実際の建築を設計するうえで、全体の9割を占めるのが、「設計をする数値の調整」と言われています。
それら、調整に調整を重ね、建築ができ、設計が一段落します。
設計課題では最後、配置図、平面図、断面図、立面図、パース、模型を製作し、相手が把握できるようプレゼンボードに描いていきます。
これで、課題設計は終わります。
本質から設計までおさらい
これで設計までの流れは一通りおえました。
そこで「0 設計の手順 その伝え方」での「大まかな手順と伝え方」をもう一度、書きます。
1 本質:建築の機能(プログラム)の「本質」を見抜く。
2 問題:それに対し、本質からずれた「社会問題」を提起する。
3 調査:社会問題が起きている計画地の関係性などを「敷地調査」する。
4 動機:社会問題を解決させる可能性(動機)を計画地から探る。
5 概念:計画地の可能性を発揮させる概念(コンセプト)を決める。
6 構成:コンセプトを形にするため、どうやって形づくるか。
7 計画:構成に基づいた配置計画、動線計画など、大まかな図面を描く。
8 設計:計画された図面に寸法や数値を入れ、具体化させる。
9 模型:完成された図面を元に、模型に起こし、三次元で認識させる。
この流れを意識しつつ、必要な情報だけを相手に伝える。
全部をまとめていっても理解されにくいので、必要な要点だけをしぼってはなすとわかりやすくなります。
小説をかくように、はなしをかくように、全体が一つのストーリーになるといいと思います。
設計課題をやる意味
さいごに設計課題をなんのためにやるのか、僕の意見をかいておわります。
私たちは建築系の学科に入学し、訳もわからず設計課題を出され、よくわからない言葉ではなしながら、模型をつくり、図面をかいて、設計します。
つくる楽しみを得ながら設計が好きになったり、先生方に否定されて嫌になったりすると思います。
果ては実現しない設計を行って本当に意味があるのか分からなくなるときもあります。
やる気がでず、なんとなくで設計を終わらせてしまう人もいます。
建築家になるわけじゃないのに強い提案を求められたり、強い提案をしたのに普通の設計が認められていたりします。
コンセプトを指摘されたいのに、構造や設備のことばかりエスキースされたりすることもあります。
それでも、設計をやる意味はあります。
僕の意見として設計課題は、自分が建築の何が興味あるのか探すきっかけだと思います。
設計課題を通して、自分は何に興味があったのか。
たとえ、それが建築に関係なくても、自分が生きていくうえで、
生涯かけて追い求める物事を探る作業を行っているのです。
誰にも評価されなくても、自分が追い求めるものを見つけることに意味があります。
それらを論理的(ロジカル)に考えることは、相手にどう伝えれば理解してもらえるか、勉強する方法になります。
教科書を暗記して答えるような、AIが得意とする作業じゃありません。
自分の全知識を活用し、考える人だからできる生きた学問です。
だから私たちは建築をします。
それが課題設計をおこなう意味だと僕は思います。
最後に
さいごまで僕の文章を読んでいただき、ありがとうございました。
最後のさいごに伝えておきたいことは、この設計手順が必ず正しい訳ではないということです。
おこがましいですが僕が願うのは、この手順を元に自分なりの設計手順を、皆さん一人ひとりが構築してくれたらなぁ、と思います。
そして、一緒に建築を発展させ、世界を変えていきましょう。
ありがとうございました!
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