ダイエットという言葉があまり好きではない
ダイエットという言葉、わたしはあまり好きではない。快く思っていない。なぜなら「ダイエットするのが当たり前でしょ」みたいな風潮を生み出したような気がするからだ。もちろん、医師に体重を減らすよう言われている人は、正しい方法で体脂肪を減らしていく方がよいと思う。けれど、そうでない人は、必要ないからだ。
「別にダイエットなんかしなくていいじゃん。」そう思っている。
でも、ふとした瞬間に「やせなきゃ」という気持ちは出てくる。
私が週2回程度ピラティスに行ったり、寝る前に5分だけでもストレッチをするようになったのは、別にダイエットのためなんかじゃぁない。背骨を整えて、夜、ぐっすり眠れるようにするためだし、美味しくケーキを食べるためだし、40代の内から運動習慣を身につけておくことによって、50代以降に備えるためだ。
むくみやすくならないように、筋肉量をキープするためだし。アンチエイジング、あるいはサクセスフルエイジングのためだし。ある程度動ける「からだ作り」をするためだし。
肩こりや頭痛で悩むことがなくなるようにするためだし。お腹の調子と便通を整えて、お肌の調子を整えるためだし。
運動、食事、睡眠の習慣にきを遣うのは、決してダイエットのためなんかじゃあない。
やせる目的のダイエットに走ってしまうと、本来の目的から遠ざかってしまうケースが結構多い。
本当にしたいことは、からだと心が心地よい「からだ作り」だ。
他の誰が、なんと言おうとも気にするものか。
わたしにとっての、ベスト体重は、わたしが決めるさ。
年代によって、体型が変化していくのは当たり前。
その時のわたしに合うペースで、合う方法で、変化を受け入れたり、抗ったりしていこうと思う。
流行の〇〇ダイエットで短期間で痩せようとして、リバウンド。筋肉量が減って、より太りやすいからだを手に入れてしまう。そんなことがないように、私は日々、ダイエットしない勇気をもって行動していくことにする。
極端なダイエットをして、無月経になったり骨粗しょう症になったりしてしまわないようにする。
それが、わたしが、わたしの未来のためにできることだ。