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最近、僕がすごく嫉妬してしまうこと。

嫉妬した相手に素直に凄いと言えると楽になる。

最近身の回りで、目を見張る活動やそれに伴った結果を残している人に対してすごく嫉妬してしまう自分がいることに気づきました。

特に歳が近い人や境遇が似ている人が、自分に出来ないことや自分に思いつかなかったことを実行していることに対してです。

人がやっている事や持っている考えについて、素直に認めることができないのは、自分が思いもつかなかった事だから。

「その視点はなかった。」
「全く考えつかなかった。」
「そんな行動力があるの。」

僕は自分ができないことや、思いつかないことに対して嫉妬することがあるのだと気づきました。

自分が中学生、高校生、大学生だった頃、周囲に凄い人はたくさんいました。

先輩や先生には凄いという気持ちはあっても、嫉妬をすることはなかったんです。

しかし、同じ業界の同年代や年下からの話を全面的に受け入れながら聞くことに対して、少なからず抵抗がありました。よく言えば尖っている。悪く言えば、周囲の意見に対して耳を全く持たない態度。

そういう人たちに凄いと思うことで、自分の負けを認めている感覚があったんですよね。

自分の方が経験が豊富だという自負や負けたくないという気持ちが嫉妬心として作用し、それらを受け入れることを拒んでしまう。世間一般では「プライドが高い」と言われるパーソナリティーです。

ほんと周囲の人からするとただのクソガキです。笑
僕のことを扱いづらい人は扱いづらかったと思います。
ほんと申し訳ないです。

僕より大人な18歳。

大学を卒業してデンマークに10ヶ月の留学を経験しました。そこで出会った人たちに影響を受けながら、いろんな考えがあること、それらは尊重されるべきであることを学びました。

そこでは年齢は関係なく、多様な個を尊重する風習があり、自分より凄いと思える人が大勢いました。

とても驚いたのは、そんな凄い人が自分の身になる話が聞けるとなれば、歳上だろうが、歳下だろうが関係ない、プライドなんてないと思わせるほど素直に、愚直に話を聞くんです。

チーム内に年下の僕より上手なプレーヤーがいました。

ポジションシュートを打っているとき、僕のループシュートが上手だと言って打ち方を聞いてきてくれたんです。正直びっくりしました。

経験したことがあるかもしれませんが、尊敬の域!まで行っている人には思わないかもしれませんが、ライバルとして意識していたり、負けたくないという気持ちを持っている他の選手が凄い技を持っていたら嫉妬することってありますよね。

僕も彼のシュートには嫉妬をしていました。どうして、その体勢からそこに打てるんだ。といつも思っていたんです。

そしたら彼は、僕より先に僕のシュートを凄いと褒めてくれました。(僕の方が歳上なのに、ガキだったのは僕の方だったんです。笑)

すると自然に、僕は彼への嫉妬心を尊敬の念に変えて、彼の技術を褒めていました。と同時に、疑問に思っていたことを素直に聞くことまでできたんです。

海外で生活するとき、関わるほとんどの人に共通点はありません。だからこそ、素直になれると僕は感じました。違うことが多すぎて比べる対象にもならないことが多いですからね。

しかし、同じような共通点が多い人間関係ではどうでしょうか。
同じ業界や、同年代、同じ競技、同じ事業をしている人。

周囲にいる人といつも比較したり、競ったりする環境にいると窮屈になってきませんか?

そんなとき、その人のことを認めて、素直に凄いと言えるようになったらどれだけ楽になれるか。その人の人となりをさらに知っていけば共通点が多かったりするかもしれません。

せっかく同じ業界にいるのならその業界が発展するために協力したいし、情報を共有したりできたら良いなといつも思うんです。

知らずに離れる、知って離れるは違う。

考え方の問題なので、僕と違う考え方をお持ちになる方は大勢いらっしゃると思います。僕の考えが正しいというつもりはありません。

ただ僕のように意地を張ってくだらないプライドで他人に嫉妬して、学べたはずの機会を失って欲しくないという気持ちがあったので記事にすることにしました。

そうは言っても、これまでの経験の中で培った人生の軸になる考え方から逸脱した考えには拒絶反応を示すことがあると思います。

しかし、知りもせずに拒絶するのではなく、知ろうとして欲しいです。その後、やっぱり気に食わなかったら離れていけば良いと思います。

知らずに拒絶すること、知ってなお拒絶すること。
これには大きな違いがあると思います。

こうして書いている文章から僕の気持ちが100%伝わる文章構成力はありませんが、少しでも何かを感じていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

今日はこれくらいで!
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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本日もお疲れ様でした!

筑波大男子ハンドボール部 森永 浩壽









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2022年の今、フルタイムで働きながら日本リーグ参入を目指すハンドボールチーム"富山ドリームス"の選手として活動しています。ここでのサポートは自身の競技力の向上(主に食費です...)と、富山県内の地域との交流に使わせていただきます。