わたしのなかにある。あいという感情は。どれだけの人を幸せにできるの。現代詩。
なんでだ。
わからないよ。
わからないよ。
それは
わかろうとしてたの。
なみだのなかに
なにかをみた。
なにをみたの。
なにをしろうとしたの。
それは
誰かのことを
想ってのことなの。
わたしのなかにある。
あいという感情は。
どれだけの人を幸せにできるの。
それは
わたしもしあわせになれるの。
ほんとうは
たずねたかった。
知りたいと想うこと。
知ろうとすること。
でも。
知りたくなかったことも。
確かにあるから。
わかりきったこと。
それはなんだろう。
感情の中の
捌け口はなに。
それを自分とするのには
だいぶんの
勇気がいることを。
歳をとる度に知る。
ほんとうのことと。
ことばのうらにある
ほんとうのこと。
なにもかもを
ただしさということにしたいの
それは
損得関係の梨園。
やはり僕は
僕にはなりきれない。
だから。
だからこその。
今なんだろう。
わたしはいつまでも。
そこにいたいと想う。
それは誰しもある感情の
涙腺の形状。
わたしは間違いではない。
間違いはわたしでもない。
だからこそ。
力強く。
想う。
わかろうとした自分を。
讃えたいと。
力強く。
わたしを想ふ。