私の個体の固体

大声で

海にかきけされるくらい

大声で

海間に消えていくぐらい

それぐらいの

ことしかできない

なんのための今なのか

探していた訳じゃない

リアルさの足る

現実に直視しているだけ

意味のない

その相談の結果

ただの愚痴で終わり

そして

愚痴が始まる

私だけは違う

私だけは違う

そう

呪文のように唱える日々

土日になれば

解放される

そして

開放しはじめる

自己と言う

休日と言う安息

何かのためになんて

何かのためになんて

そんなの

生きていけるわけなんかない

何かのためになんて

何かのためになんて

そんなの

生きていけるわけなんかない

そう

また

呪文のように唱える日々

始まる

ならば

なんの為ならいきていけるの

ならば

なのためならいきていけるの

 
こだまする

私と言う

個体が

固体が

叫ぶ

大声で

海にかきけされるくらい

大声で

海間に消えていくぐらい

それぐらいの

ことしかできない

大声で

海にかきけされるくらい

大声で

海間に消えていくぐらい

それぐらいの

ことしかできない