淡い月のように



ただそこに

ある

月を見つめてる


貴女が

好きだった月

今は

一人で見上げてる


その月は

貴女ではない


貴女が好きだった月


私はその月が

貴女になった

貴女が好きだった月を

私は好きになった


理屈じゃないないんだろう

何もかもが正しさで

繋がっていくなら



僕たちは

今も一緒にいる



貴女が言った


一つになれないけれども

ずっと一緒にいられるよって


けれども


僕の隣に

貴女は

いない


何故なんだ

あんなに

好きだったのに

あんなに

幸せだったのに


僕の隣に

貴方がいない


貴女がいない・・・





涙が溢れる

涙が流れる

わかっているはずの別れ


ただ

そこにある

月をみつめてる


貴女が

好きだった月


今は一人で

見上げてる


その月は

貴女ではない


貴女が好きだった月


私はその月が


貴女になった


貴方が好きだった月

私は好きになった


貴女が好きだった月

私は


好きになった


貴女のように


好きになった


貴女だから



好きになった








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