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【運動するならどっち?】散歩ではなくノルディックウォーキングの理由7つ!


はじめまして、10年目の理学療法士のこじろーと言います。

・散歩は運動になるのか?
・散歩とノルディックウォーキングの違いは?
・どっちがいいのか、根拠を教えて。

このような疑問はありませんか?

よく散歩をして運動していると思っていますが、実際には運動になっているのか、気になりました。

0)この記事を書いている人

・10年目の理学療法士
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では、始めて行きましょう。

1)結論!運動になっているのはノルディックウォーキングです

散歩は運動になっているのか?という疑問があります。

ノルディックウォーキングとは2本杖を持って歩く運動のことです。

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使用方法については、過去記事で紹介しています。

2)運動とは?

基本的なことで申し訳ないのですが、運動とは、体を動かす事です。

さらに、

運動というのは日常生活での活動(生活活動)と

スポーツなどの(身体活動)の2つに分けられます。

身体活動:
安静にしている状態より多くのエネルギーを消費する全ての動作のこと。

ですので、身体活動を行っているかが運動の考え方になります。

エネルギーを消費するという事は基礎代謝を活発にする必要があります。

基礎代謝を高めるためには、筋肉の動きが重要になっていきます。

3)身体運動には有酸素運動無酸素運動があります。

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ウォーキングは有酸素運動になります。

人間の体は、運動の際に多くの酸素を必要とします。運動強度が上がると、心臓の動きが活発になり、より多くの酸素を必要とします。

その結果、心拍数が上昇します。そして、呼吸数も多くなり、呼吸量もUPします。

この状態が有酸素運動になります。

散歩では、この状態になりにくく

ノルディックウォーキングでは、この状態に近くなります。

よって運動量に違いが出ます。

画像3

4)散歩とノルディックウォーキングの違いは?

散歩

最小エネルギーで歩く
呼吸数は変わらない
心拍数は変わらない
気分転換
好きなペースで歩ける

VS

ノルディックウォーキング

ウォーキング姿勢が自然に意識される
全身運動が継続できる
運動へのモチベーションが向上される
疲れる
買い物などに行けない

このように、散歩に比べノルディックウォーキングは運動要素が高い事がわかります。

5)ノルディックウォーキングが良い理由7つ!

何でノルディックウォーキングが良いのか、理学療法士の観点から説明します。

①姿勢が改善します
②全身の筋力を使います
③腰・膝の負担が軽くなります
④バランスが向上します
⑤持久力が向上します
⑥代謝量UPします
⑦ダイエット効果があります

①姿勢が改善します

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引用画像:SINANO Company

画像のように体幹が起き上がります。良い姿勢を保ったまま、ウォーキングを行うことができます。

②全身の筋力を使います
歩行中しっかりと腕を振ることがなかなかできないので、杖を前に出していくことで腕の振りができていきます。
腕の振りをしっかりすることで、全身運動に繋がっていきます。

③腰・膝の負担が軽くなります
両腕の力で体重を支えますので、膝や腰に掛かる負担を軽減してくれます。

④バランスが向上します

画像5

引用画像:SINANO Company

画像を見てもらうと、赤くなっているところが支持基底面をいって、重心が赤いところにあると安定しています。
2本杖を使用する事によって、赤いところが増えバランス能力が向上します。

⑤持久力が向上
膝、腰の負担が軽減されることで、筋肉にかかる疲労も軽減されます。
また姿勢が良くなることで、歩幅も大きくなり歩行をスムーズに行ってもらえます。
よって、歩く距離も増え持久力向上につながっていきます。

⑥基礎代謝量UP
姿勢を正すだけで、背中の筋肉である脊柱起立筋群の筋収縮が促されます。この部分の筋肉はインナーマッスルといって、基礎代謝量が高まります。

ダイエット効果
基礎代謝量が高まることにより、脂肪が燃焼されます。これにより、ダイエット効果が期待でき、太りにくい体になります。

6)総括:運動やダイエットに効果的なのは散歩ではなくノルディックウォーキング

・散歩よりノルディックウォーキングが運動効果がある
・ノルディックウォーキングは自然に運動になる
・ノルディックウォーキングで7つの効果が体感できる

散歩とノルディックウォーキングの違いについて記事にしてきました。もちろん散歩の良さはあります。その気分によってぶらぶらすることも心身を休める大事な行動の1つです。散歩もうまく取り入れながら、健康な身体作りをしていきましょう。

ここまで読んで頂きありがとうございました。運動やダイエットに繋がる有益な情報になれば嬉しく思います。

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