復職後の出勤の怖さや不安をどう乗り切るか
無事復職した。でも出勤がなんとなく怖い、どこか不安に感じる。そんな思いをもつあなたへ。
今日のポイントは、他の人に助けてもらう、です。
私は九ヶ月休職しました。
その復職前日、以前一緒の部署にいた先輩から一通のメールが届きました。
「明日、一緒に出勤しよう」
先輩の家は私の家からまあまあ近いのですが、使っている交通機関が違ったはず。でも、私は先輩に頼ることにしました。恐怖、緊張などいろいろな思いで出勤する朝、先輩が一緒に出勤してくれたことは何よりの力づけになりました。
それからしばらくは、駅まで妻に一緒に来てもらいました。駅と行っても、電車に乗るまでです。妻と同じ駅を使っていたとはいえ、妻が乗るのは逆方向の電車。私が電車に乗る直前まで、ときに吐き気がする私を横で見守ってもらい、しばらく出勤していました。
出勤してからも居心地の悪さは続きました。上司の配慮で軽め仕事はもらうものの、以前のように頭が働くわけではなく、体力もない。仕事も随分忘れてしまった。以前はあれだけ残業しても時間が足りなかったのに、時間が進むのが異様に遅い。
そんな私に声をかけてくれたのは、以前の部署の同僚でした。「一緒にお昼食べましょう」と。その日以来、しばらく私は同僚と昼ごはんを食べることを目標に、出社していました。これも大きな力づけになりました。
復職したからといって、いきなりバリバリ働けるとは限りません。私は出勤がやっとの状況からはじめました。
#本来はもう少しリハビリしてから戻ったほうがよかったとは思います
#でも休職期間満了だった
そのときに大事にしてほしいのは、助けてくれる人たちの存在とそれに頼る自分、です。もうこれ以上迷惑をかけてはいけないと思うかもしれない。だけど、自分の身は自分で守るしかありません。そのために、助けてくれる人には、しっかり頼って助けてもらいましょう。そして、助けがほしいときには、自分からも「助けてほしい」と発信しましょう。助けてもらったぶんは、あなたが回復してからいくらでも返せば良いのです。
これを読んでくださっているみなさまのうつがよくなることを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。
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