休職期間と給与保障を知っておこう
休職しているけど、そういえばいつまでお休みできるんだろう。医者の診断書は三か月で出しているからそこまでは休めると思うんだけど、その先はどうだっけ。お給料ってどうなるんだろう、たぶんもらえると思うけど、はっきりわからない。そんなあなたへ。
今日のポイントは、休職した場合は早めに休職期間と給与保障を知っておこう、です。
私は休職期間を知らずに休んでいました。どこでどう勘違いしたか定かではないのですが、一年以上は休めると思っていました。
結局、社規定では休職期間は9ヶ月。知ったのは、休職期限の一ヶ月前でした。もう3ヶ月休もうと診断書を出したら、人事から連絡がきてはじめて知りました。冷や汗どころではありませんでした。
#休職開始時に説明されたようでしたが
#そんなことは全く覚えていませんでした
よく考えてみれば、元気なときに、「うちの会社は病気で休職したときにどの程度休めるんだろう、どの程度給料が出るんだろう」と調べる人はとても少ないと思います。
#危機管理能力がめちゃくちゃ高い人なら
#調べているのでしょうか
そして、休職するときには、気分体調ともに大変な状況になっているわけですから、到底落ち着いて調べることは不可能でしょう。人事や保健師さんが説明してくれたとしても、とても聞ける状態ではないでしょうし、書類をもらっていたとしても、もらったことさえ覚えていないかもしれません。
#私のように
ですので、休職して少し回復してきたら、休職期限と給与保障については知っておいたほうがいいと思います。
そして、働いている会社によって大きく制度が異なることも、知っておいてください。
まず休職期限について。
ポイントになるのは、いつまで雇用関係が維持されるのか、です。
この日を超えると、退職になりますよ、ということが明確に決まっているはずですので、その日にちを知っておきましょう。
次に給与保障について。
これはいくつかポイントがありますが、まずはお金がいつまで、どの程度もらえるのか、を知っておくことが大事です。
例えば、半年後までは給与の8割、一年後までは6割、のように。
次に抑えておきたいポイントは、どのようなお金が支給されるのか、です。
会社が給料として支給してくれるのか、健康保険組合からの傷病手当金の支給なのか、労働組合からの支給なのか、など。それによって、書類手続きの要不要などが変わってきます。
2つのポイントをあわせて考えると、例えば、
休職して三か月は会社から給与が8割支給される、半年後までは会社から7割支給される、その後は傷病手当金に切り替わる、といった具合です。傷病手当金の支給は一年半ですので、この場合、二年間は何らかの金銭的な援助を得ることができるというわけです。ただし、元の給与から比べると収入は下がるわけですから、その点は注意する必要があるでしょう。
休職後は給与支給がなくなり、傷病手当金になるという会社も少なくないと思います。このあたりは会社の制度が大きく異なりますので、注意してください。
#リアルな話になりますが
#結構大事なことです
#金銭的な余裕がなくなるのは心理的にきついので
休職されているかたで、休職期間、給与保障をご存じない場合は、早めに調べておきましょう。まずは、休職時に受け取っている資料をみてみることからおススメします。
この記事が少しでもみなさまのお役に立てばうれしく思います。
そして、みなさまのうつが少しでもよくなることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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