レシピのお仕事を増やしたかった。
2018年頃フリーランスになり、2020年から食・栄養に関する記事執筆をはじめて4年。もともと本当に執筆だけがメインで、食品の撮影・レシピ開発などは少なめ。毎月のレシピ開発依頼があった時期もありましたが、いろいろな都合で自然消滅……。
正直、レシピ開発(書籍や雑誌など)のガッツリした現場ってかなり大変なのですが(アシスタントで多数経験した)、そこまではバリバリせず、細々とでもいいから「レシピのお仕事増やしていきたい」そんな気持ちがありました。
ん?望んだ通りレシピのお仕事が増えたぞ?
そして、2024年9月。私は当たり前のように毎日毎日、レシピ開発に携わっています。レシピ用の買い出しも今は、息子(4歳)の送迎ついでに日課です。レシピはだいたい考案→試作→撮影→納品という流れ。並行して複数のレシピを考えるため、結構忙しい;
1年くらい前に描いた理想が、いつの間にか叶っていてうれしいけど、なんでだろう?と自分でも不思議に思います。
なぜレシピのお仕事が増えたか?
冷静に整理してみて、3つの要因があると思います。
長くお世話になっているメディアで、ずっと執筆だけをしてきました。そこで今年たまたま「レシピ開発・撮影できる人いませんか?」と連絡があり、手を挙げたら、採用してもらえました。
あと、私は主にSEO記事を担当していて、Google検索のトップページにあがる記事もかなり多くなりました。最近のレシピ開発・TV出演の相談は、トップページの記事から私を知り、ご連絡をくださるパターン。3〜4年地道に続けていくと、こんなにも発見されやすくなるのですね……!
何より、レシピをやりたい。その気持ちは私の心のなかに、青い炎みたいに静かに燃え続けていました。レシピをお仕事にするために、フードスタイリング、カメラ、レタッチ、趣味のレシピ投稿などをコツコツ継続したので、3〜4年の間にレシピ開発のクオリティはぐっとアップしたように思います。(ハイレベルな方はたくさんなので、あくまでも自分のなかの成長ですが ; )
私が次に思い描く未来
レシピ開発である程度、安定して稼げるようになったら、やりたいこと。
今よりそうだなあ。月10〜20万稼げなくちゃだけど; そしたら、ちいさなアパートやマンションの一室を借りして、そこをスタジオにして。お仕事に全集中な空間を作りたいです。
レシピ開発では撮影をカメラマンさんに、買い出しや仕込みをアシスタントさんに、スタイリングをスタイリストさんに……。そんな感じでプロフェッショナルチームを作り、みんなで仲良くわいわい仕事ができたら、たのしそう!
スタジオにどんな家具家電を設備しようか?どんな音楽をかけようか?来てくれた人たちをどうもてなそうか?考えるだけでわくわくしますね。
もしかしたら、3〜4年後に叶うのかも?
最近、私が夢見ることって、未来予知なんじゃないか?と思うときがあるんです。まだまだ自分には無理!そう思うんだけど、気づいたら叶ってることが多いから。ただ、ここまでもちろん簡単ではなくて、フリーランスで6年、執筆活動で4年かかりました。辛いこともまあまあありました。
そんなにストイックじゃないし、自分にできることを丁寧に、大切にしていくことしかできないけれど。こんな私でも努力をしてきたと言っていいのかな……。(マイペースすぎて、そもそも努力とは?な性格です ; )
いつも思うのは、死ぬまでに何を残せるか。何者になれるのか。誰を幸せにできるのか……。リミットのある人生。次の未来にわくわくしながら、コツコツがんばろうと思います。