書評 『大きな嘘の木の下で』 Part3「仕事」について
「仕事」とは、誰かの願い(真のニーズ)を叶えるために、自分ができる限りの価値を提供すること。
「労働」とは、体を使って働くこと、特に、収入を得る目的で、体や知能を使って働くことを指す。
これを読んで皆さんは何を感じたでしょうか。
私は、ここまで明確に仕事と労働の意味をきちんと定義していませんでしたし、この定義に、筆者の物事の本質を見抜く力を感じました。
仕事がつまらないとか大変だと言っている人の多くは、「仕事」ではなく、「労働」をしているだけなんですよね。
サラリーマン時代の私はまさに「労働」をしていました。
仕事は仕事割り切って、求められることを淡々とこなし、理不尽なことも受け入れていました。
また、今の職業に就いてからも、日々の業務の忙しさにかまけて、「仕事」ではなくなっていることがあると反省しました。
仕事は「志事」
やらなければならないから仕方なくするのではなく、
相手が望んでいることは何か、
自分にしかできないことは何かを考え、
自分の使命として、誰かのために、
ワクワクしながら「志事」をします。
つづく