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ラングランズ・プログラムという数学の架け橋

以前に、数学理論が現実の物理問題に貢献したという話をしました。

数学のなかの、結び目理論という分野です。

一言で数学といっても、いろんな分野があり(Wiki参考)、他の学問同様タコつぼ化傾向にあるようです。

非専門家向けでも全体をなんとなく見渡せる分かりやすい動画を見つけたので紹介しておきます。

この各分野が実は深いところでつながっているのではないか?という野心的なプログラムが最近(おそらく部分的に)解明されたという数学追っかけファンには心躍るニュースが流れてきました。

こちらでその論文が読めますが、難しすぎて早々にギブアップです。

ラングランズのように、数学のある問題を解こうとすると色んな分野の技法が組み合わさった(何なら研究を底上げした)事例があります。

フェルマーの最終定理と呼ばれるもので、それ自体の説明は過去に少しだけ投稿を引用しておきます。

この定理の解明に重要な役割を担ったのが、谷山・志村予想と呼ばれるもので、これで代数(元々のお題が属する分野)から解析へ橋が架かりました。

今回は、名前の通り、ラングランズ予想と呼ばれるものを幾何学という世界から描きなおしたものだそうです。(正直に言って問題設定から理解ができてないないです^^;)

数学が好きでない方(大半?)は、解けたことがどんなメリットがあるの?と思うかもしれまえん。

それを言ってしまうと数学に限らず基礎科学全般にも共通しますが、まずは純粋な知的好奇心によるものだと思います。

ただ、いくつか公開情報を見ていくと、今回の予想がとけたことで、超ひも理論で出てくる多様体を一般化する「ミラー対称性」につかえるかもしれないそうです。

超ひも理論自体も難解ですが、雰囲気がちょっぴりわかる過去投稿を引用しておきます。(マルチバース宇宙論も少し関わり)

と、書いていくと少しはその意義が感じられるのではないでしょうか?

実際、過去の歴史を見ていくと、たまたまとはいえ異分野の研究が役立つことはままあります。
ぜひ、野暮な突っ込みはやめてその美しさを鑑賞してみましょう☺

最後に、私のように雰囲気だけでも味わいたい方には、過去の白熱教室に登壇したこちらの動画をお勧めしておきます。(2回目以降も同動画からたどれます)


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