見出し画像

コストにはある特殊な性質を持つ壁がある。そこを超えると勇者や魔法使いを雇わないといけない。

今や売上もなかなか取れないし、利益なんてもっと取れない、つまり経費がかかってしまうということで、コストも見ていかないと見合った利益に追いついていかない。
そんなコスト面がめちゃくちゃ上がっていっている。

どうしたってこのコストと向き合わないといけない時がきました。

ただコストに目をやる時って、金額がいくらか、他の安いところで代替できるのか、そもそも必要なのか、こういったところに目を向けるかと思います。
それで各々が判断して、切り捨てたり、バージョン下げたり。

そういった思いつきやすい事と並行して考えないといけない事があります。

と言うのがコストと思われる先には、ある1つの特殊な性質を持っていて、ある一定のところに国境にも似た壁があるのです。

それはそれは全く別世界との境界線であり、向こう側には怪物とも言える未知の生物がウロウロしていて、たま〜に食べられてしまう人もいちゃう危険な領域。
この壁を越えてしまうと、相当なリスクがあって、その専門家を雇わないといけなくなります。

何を言っているのかというと、トラブルや緊急事態がこの壁の向こう側であり、そうした時の対処するコストは比べ物にならないぐらい莫大になる。

自分で解決できないトラブルがあると、例えば弁護士さんに任せたりします。

身体の不調で、自分で解決できない状態になるとお医者さんに掛かります。

そういった、解決できない領域に踏み込むとコストが跳ね上がってしまう。
さらに緊急であればあるほど。

その前の地点での予防だったりは、怪物退治に比べると、何十分の1か、それ以上小さなコストになります。

虫歯になったあとより、虫歯にならないための予防が大事。

つまり金額の多寡の軸とは別に、時間とリスクの相関関係の軸を考えておかないといけないのかと思います。

潰しておける時に、潰しておく。

蚊に悩まされて、蚊取り線香やソーラーライト、咬まれたときのムヒといったもので対処するコストよりも、ボウフラの卵の時に潰しておくことコストで、蚊が発生しないようにする。

盲目的になってしまうと、その予防コストまで、無闇矢鱈に何でもかんでもコストを切っていってしまいます。
そうすると何故か怪物がウロウロしている世界に迷い込んでいて、ふと気がつくと結果的にコストが余計にかかるようになる。

この大きな怪物との境目である国境にも似た壁をいかに越えないで済むのかという視点が重要ですねというお話でした。

ただ、難しいのが問題というものは発覚してから認識をします。
ある意味では、問題が表面上になった時は結構すでに手遅れに近い場合も多い。
なので、求められることは、目に見えないけどどこに軋みがあるのかを把握する意識なのかと思います。

①飲食店の集客やマーケティングについて定期的に追加していっているマガジンを作りました!損はさせないのでご興味あれば読んでみてください。
ビール1杯で読める料金設定です〜。

②そして僕が所属している税務会計事務所がやっている今更ですがLINEアカウントを作りました!
飲食店の税務のことやセミナー情報、毎月の定点観測の数値情報の公開など配信していますので、もしご興味があれば無料ですので、登録してみてください。
※別サイトに飛びます!

③そしてそして、WEBセミナーしていますので、もしご興味があれば参加してみてください!
「飲食個人店のインボイス」
「飲食個人店の税金と節税あれこれ」
「飲食店の経営は個人事業主VS法人」
「飲食店を開業する人向けの創業融資」などなど

いいなと思ったら応援しよう!