ひねくれ者の告白
嫌い、君が嫌い、
僕の頭を撫でて優しくしてくるところも
全部嫌いだ。
僕の機嫌が悪くても、
わざと嫌いと言って意地悪しても、
無理なわがままに振り回されても笑う君。
キスで好きという言葉を塞ぐ君も嫌い。
(なんでここまでして離れないの)
嫌い、僕が嫌い、
愛される筈がないのに生きてるのも嫌いだ。
君に向き合わないで、
嫌いの一言で済ませて、
逃げる僕も大大大ッ嫌い。
喧嘩したとき
「いっそ嫌いになればいい」
と言われて何故か傷ついた僕も嫌い。
(なんでここまでして離れないの)
ごめん、本当は大好きです。