第二の脳「腸」
第二の心臓「ふくらはぎ」ということで、ずいぶんと話題にさせていただきました(笑)が、末梢を軸にものを考えるという視点が広がったのは意味あることだと思います。( 2019年08月12日のブログより)
「ふくらはぎをもむ」と超健康になる
―1日4分で体の不調も心の悩みも消える! (ビタミン文庫) [単行本]
大谷 由紀子 マキノ出版 2010-04-15
医者と薬を遠ざける「ふくらはぎ」習慣 (SB新書) [新書]
小池 弘人 SBクリエイティブ 2014-06-17
そして現在は第二の脳ということで「腸」が話題です。脳ということですから、正確には腸管神経ということになるのでしょうが、腸そのものとしても双方向性の密接な連絡を有しているのです。例えば、うつ病と密接に関係するセロトニンは、その95%は腸内の特殊な細胞に含有されていることが分かっているそうです。そして、その腸はそこに住む腸内細菌と密接に関係する、つまりお腹の状態が精神にも関係するというのが当たり前の考え方になっているというわけ。
というわけで、以下、第二の脳とそこに棲む腸内細菌という多様性との関係について考える本です。
腸と脳
──体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか [単行本]
エムラン・メイヤー 紀伊國屋書店 2018-06-28
土と内臓 (微生物がつくる世界) [単行本]
デイビッド・モントゴメリー 築地書館 2016-11-12