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甲野先生最新刊おしらせ 『老境との向き合い方』

 甲野善紀先生の最新刊が来月発刊予定です! 今度は「老境との向き合い方」がテーマなようで、だんだんと私も気になる内容になってまいりました(笑)

 ウェビナーなどで最近は御一緒させていただくことも多いのですが、いつも先生の話の流れ、テーマへの切り込み方には、考えさせられることしきりです。
 そもそも「新しい仕事をつくる」なんていう題名の書籍も書かれているように、従来の枠ではなかなか説明のしにくい先生です。
 最近もある学会にお呼びしようかと、先生を講師とする企画書を書いていたのですが、知らない人への説明は本当に難しい。分かり易く書くと、つまらないか、わけわかめか、いずれかになってしまうし。

 ただ、私が現在の形式でクリニックをやるようになった大きな理由は、甲野先生の道場にあります。柔道でもない、合気道でもない、ましてや剣術・剣道でもない。どれでもないけど、いずれの本質も体現する、という言葉で書くとピンと来ない書き方になってしまう。こうした感じを医療においても体現したいという想いこそが今のクリニックの本態とも言えます。
 ただ東洋と西洋の医学や、現代医療と代替医療を併用するということではなく、その本質における「統合」を自分なりに体現してみたい、そうした思いがこのクリニック開業に突き動かしたといったも過言ではありません。
 こうした思いと共に、先生の著作を読んでみたいと思います。

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古の武術に学ぶ 老境との向き合い方
甲野 善紀 山と渓谷社 2021-09-18


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