第53椀 冷汁(ひやじる)
初出:2018年8月7日
<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから
テーマ:困ったときはこんなお味噌汁で
「冷汁(ひやじる)」
夏真っ盛りのこの時期、キュウリが取れすぎて困ってしまう。また、いろんなところから貰ってしまってどうやって消費していいのか困ってしまう、、という話をよく聞きます。我が家でもキュウリはサラダ、酢の物、漬物、炒め物はもちろん、お味噌汁にも入ります。本日はキュウリたっぷりの残ったお味噌汁で作る冷汁を紹介します。
冷汁は宮崎県の郷土料理ですが、残ったお味噌汁をひやごはんにぶっかけて食べるというのは、古くは戦国時代から簡単な食事「汁かけ飯」として全国的に行われていたそうです。
ただ残ったお味噌汁をかけるよりも、キュウリと青シソのスライス、すりゴマ、鰹節(味をみて必要なら味噌も)を加えて冷蔵庫に入れておくだけで、食感も風味も増します。今回はひやむぎにぶっかけてみました。二人分の朝と昼で、キュウリ3本消費できました~。
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「冷汁(ひやじる)」
出汁:昆布水
具材:エノキタケ、キュウリ、豆腐
+キュウリ、青シソ、すりゴマ、鰹節
味噌:手前味噌(米麦混合麹)
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