第1回 SAKE DIPLOMAコンクールへの挑戦[4] 予選通過者発表
予選通過者発表コンクール挑戦は初めての経験ではない。これまでソムリエのコンクールで、酸いも甘いも経験してきた。
それでもやはり、発表当日は気持ちが落ち着かず、目の前のやるべきことになかなか集中できずにいた。
何度経験してもこの局面での緊張感に慣れることはない。そして何度経験しても、「絶対に通過できる」という確信を持てたことは一度もなかった。
「合格点」という線引きがない以上、自分の中でどれだけできたという自負があったとしても、確信はできない。確信ができないものに対して、