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SAKEペアリングのコツ〜料理と日本酒をもっと楽しむための7つのヒント〜

はじめに

料理とワインの組み合わせと同様に、日本酒と料理の相性を意識してペアリングさせることも、食事を楽しむ上で、とても魅力的なことです。

それぞれの相性を意識して、それらがしっかりと相乗しあった時、まさに口福を味わえる。これは経験した人にしかわかりません。

日常の食事において、強く意識することはないのかもしれない、料理と日本酒のペアリング。

ワインペアリング同様、しっかりと構築された理論をベースに供されるペアリングを一度体験すると、その魅力にとりつかれる人が多く存在するのは、人間が本来持つ感性を、最大限に刺激してくれるからでしょう。

「日本酒と料理は組み合わせをそこまで意識しなくても、和食ならどんなものでも合うんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

たしかに、あまり考えすぎずに、自由に食べて飲むのも良いのですが、少しこだわってみるだけで、料理とお酒はもっともっと美味しくなり、楽しみは何倍にも広がっていきます。

そのコツを知ることで、生涯にわたって、料理と日本酒の組み合わせを楽しむことができると考えれば、これはとても幸せなことだと、私は考えています。

以前、ワインを念頭に、ペアリングの基礎について執筆をさせていただきましたが、今回は、日本酒に特化したお話となります。

私は長年ソムリエとして、ワインのみでなく、日本酒についても探求を続けてきました。

近年におきましては、2017年の第一回SAKE DIPLOMA試験、そして、2018年に行われた、英語版の、第一回のSAKE DIPLOMA INTERNATIONAL試験に合格し、続いて、2019年に開催された、第一回SAKE DIPLOMAコンクールにおきましても、約250名で行われた予選を通過し、ベスト12に選ばれることができました。

このことによって、日本酒と焼酎についての知識、経験を、より深めることにつながったと自負しています。

そして現在は、ワインスクールのSAKE DIPLOMA講座の主任講師も務めさせていただいています。

今回、これまでに培ってきた、日本酒のペアリングのノウハウを、7つのヒントとしてまとめました。

日本酒と料理のペアリングの理論を知ると同時に、テイスティング力アップにもつながる内容となっています。

ぜひこれからの日本酒ライフにお役立ていただければと思います。

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