タイの県名、その由来(13)

นครสวรรค์ (ナコンサワン)=天国の都

สวรรค์ (サワン) は天上界、天国を意味する。”นคร” (ナコン)は、大きな街、都を意味するので、文字通り、天使の都という意味となる。
 
タイ北部から流れるピン川、ワン川、ヨム川、ナーン川が、ここ同県の
県庁所在地であるパーク・ナム・ポーで合流する。ここは、嘗てเมืองพระบาง(ムアンプラバーン)と呼ばれていたそうだ。”บาง”(バーン)とは、
水辺の村、集落という意味がある。ここは、4つの大河が、
チャオプラヤー川へと流れ込む、合流地点である。古からこの河口の街は、水運を利用した交易の中心都市として、また、肥沃な大地を利用した
穀倉地帯として、大いに賑わい、発展を遂げてきた。
 
県章
「ナコーンサワン」=「天国の都市」として、雲の上に三つの頂上を持つ
離宮がデザインされている。

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