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悪習慣が人生を無駄にする話

あなたには改善したいと思う習慣はありますか?

私は今でこそ早朝5時に起床して「運動、読書、資格学習、ブログ執筆」などの朝活に勤しむ生活を送っていますが、以前はというと、全く正反対な生活を送っていました。

以前の私は仕事を終えて帰宅後、今日もいいことが無かったと不満いっぱいの様子で夕飯をとり、ストレス解消の晩酌はYouTubeなどの動画をつまみにダラダラと深夜まで時間を消費する始末。

24時過ぎにお風呂に入って就寝するのは決まって深夜1時、2時。朝は前日のお酒の影響でだるい体を無理やり起こして、もっと早く寝れば良かったと自己嫌悪。準備を30分で済ませて朝食も取らず、身支度は適当。
いつもギリギリ5分前に出社するといった絵にかいたような堕落生活を送っていました。

こんな堕落した生活を送っていたので、健康状態は最悪。ストレスも溜まる一方で、頭の中で爆発音が聞こえる「頭内爆発音症候群」を発症。
仕事もプライベートも全く充実させることが出来ませんでした。

今振り返れば当時は「悪い習慣」がいくつもあり、この習慣が自分の生活にとてもマイナスな影響を及ぼしていたのだと思います。
このような生活を長年続けていれば心身ともにボロボロになり、それこそ文字通り人生を無駄にしてしまうところでした。

今回は私がこの時の経験から学んだ”人生を無駄にしてしまう悪い習慣”について、具体的にどんな習慣があるのかや、いったいそれをどのように回避すればいいのか、について解説をしていこうと思います。



■悪い習慣とは?

そもそも悪い習慣とはどのような習慣のことを言うのでしょうか?
悪い習慣とは「日常生活で行われる、気まぐれな行動や常習的な悪い習慣のこと」を指しています。
つまり”いつも無意識的に決まって行う悪い行動”ということ。
悪習慣は本人の意識や意志に関係なく、無意識的に実行してしまいます。
当時、悪習慣に染まっていた私も無意識的に悪い習慣を日常的に繰り返していました。
悪習慣から脱却するには、まず普段行っている悪習慣に気づき、意識をすること。
記事の後半で悪習慣の代表例については紹介をしていきますが、自分の習慣に気づくために一日の行動パターンを紙に書き出してみることも有効です。


■悪い習慣がやめられない理由

「悪習慣に気が付くことが出来ても、そんな簡単にやめられないよ」という人も多いと思いますので、次に”悪い習慣がなぜやめられないのか”について考えていきたいと思います。

悪い習慣がやめられない理由は、「単純に意思が弱いから・・・」ではなく、脳が悪い習慣に引き付けられているからと言えます。
脳は基本的に快楽を感じることに引き寄せられます。そして悪習慣は手軽に、簡単に快楽を得られるものが多くあるというのが特徴です。例えばショート動画なんかは次々に新しい動画が再生されて、脳は常に刺激を受け続けている状態なので、永遠と動画を見ることができます。
このように脳はすぐに得られる快楽に引き寄せられるので、NetflixやYoutubeなど様々な娯楽がすぐ手に入る現代では、悪習慣にはまりやすく、悪習慣から抜け出しにくい環境にあるということが悪習慣をやめれない理由に深く関係しています。


■悪習慣を断ち切るには

悪い習慣がここからはやめられないのは、脳の仕組みということは理解頂けたかと思いますが「じゃあどうやってやめればいいの?」ということで、次に悪習慣の断ち切り方について解説をしていきます。
結論、悪習慣の断ち切り方は”きっかけをなくすこと”これが一番効果的だと思います。習慣は主に「きっかけ→欲求→反応→報酬」といったサイクルで発生しています。例えば、ラーメン屋の看板を見る(きっかけ)→またあのこってりしたラーメンを食べたい(欲求)→店に入る(反応)→ラーメンがおいしいと感じる(報酬)。ざっくりこんな流れです。
つまり、欲求と行動を起こす前のきっかけを無くすことが重要になります。
ダイエットしたいならファーストフード店がある道を通らないとか、家でいつもダラダラ動画を見てしまうならリモコンを隠すとか、すべてのきっかけを無くすことは難しいと思いますが、できる範囲で実行することが大切です。


■人生を無駄にする5つの悪習慣

ここからは人生を無駄にしてしまう、今すぐにでもやめて方が良い習慣について具体的に解説をしていきます。

1)テレビを見る習慣
テレビはどの自己啓発本を読んでもやめることを推奨している代表例といってもいいかもしれません。実際に私もテレビを見る習慣をやめて生活が大きく変わりました。具体的にどう変わったかというと、「自分の時間が増えた」ということです。今やりたいことはあるんだけど時間がない、余裕がない、なんて思っている人も多いのではないかと思いま、が、本当に時間ありませんか?時間がないという人は大抵、家に帰ってからテレビを見て時間を消費している人が多いのではないかと思います。仮にテレビを1日2時間見る習慣があると、1週間で14時間1か月で60時間1年間で730時間もテレビに自分の時間を盗られていることになります。家に帰ってきたらなんとなく無意識的にテレビをつける。この習慣を断ち切れば自分の生活により自由な時間をつくることができます。

2)たばこ
これも定番の悪い習慣ですが、特にたばこは「百害あって一利なし」と言われているぐらい人生にとっては無駄なものです。お金もかかるし、健康にも悪い、ストレスが解消されるかといえば特にそんなこともない。私も長年喫煙をしていた身なのでよく分かりますが、イライラするからたばこを吸うという習慣が身に付くと、ニコチンが切れてくるとイライラするに変わっていきます。最終的にはイライラするからたばこを吸っているのか、たばこを吸っていないからイライラするのかよく分からない状態でした。
ストレス解消になるからという考えでたばこを吸っている人は、一刻もはやくたばこを手放して運動や趣味のように、たばことは違うストレス解消の習慣を身に付けることをおすすめします。

3)無駄遣い
ついついネットショッピングのアプリを開いてしまう、衝動買いをしてしまうという人いませんか?私はまさにこのタイプでした。
暇さえあればネットショップのアプリを開いて何かを物色し、広告でたまたま目にしたものを衝動買いしたりして、後から後悔するということの繰り返し。クレジットカードの請求額に自分でもびっくりするということもザラにありました。
このような無駄遣いで購入したものは、数日経って冷静になれば不要だったと気づくものばかりで、後に残るものは何もありません。
つい無駄遣いをしてしまう人は、ショッピングサイトのアプリを消去したり、クレジットカード情報を端末に記憶させずに、いつも手で入力をする手間を増やすなど、あえてめんどくさいと感じるハードルをつくることが有効かもしれません。

4)夜更かし
いつも日中眠くなったり、ストレスが溜まっていたり、食欲が過剰だということはありませんか?これ、実は夜更かしが原因かもしれません。
睡眠時間が短くなることで、疲れがとれなかったり、ホルモンバランスが乱れ体に様々な悪影響を起こします。私の場合は常に寝不足状態だったので、疲れが溜まっていても、その状態に慣れてしまっていたので、身体に不調をきたすまで寝不足だということに気づきませんでした。
私のように実は常に寝不足状態という人は、結構いるのではないかと思います。寝不足状態は著しく生産性を下げ、体の免疫力も低下させます。
日中のパフォーマンスを上げるためにも、夜更かしをする生活リズムを見直し、一日7時間~8時間の睡眠をとることを心掛けましょう。

5)飲酒
仕事から帰ってきてからの一杯は格別!という気持ちは痛いほど良く分かりますが、飲酒も人生を堕落させる悪い習慣になり得ます。
一切飲んではいけないという事ではありませんが、なるべくなら仕事のある平日は飲まないなどの工夫が必要だと思います。
私は過去、枕元に4Lの業務用ウイスキーを置いて、寝酒をするという最悪な習慣がありましたが、この時の生活はかなり荒んでいました。
いつも寝不足状態で、周りには不満ばかり。マイナス思考で嫌なことがあるとネットに現実逃避をするといった具合にどうしようもなかった時期がありました。さすがにこんな状態の人はそこまでいないと思いますが、ちょっと1杯が2杯、3杯と増えていき、最終的にはソファで寝落ち。こういった状態は割と一般的な話ではないかと思います。
お酒の飲みすぎは心身への悪影響はもちろんのこと、仕事にもマイナスの影響を及ぼします。仕事で嫌なことがあったから、お酒に逃げるということを習慣にしてしまうと、どんどん負のサイクルに入っていきます。
お酒は適度に楽しむ程度に抑える。どうしても飲んでしまうという人は、早く寝て、「強制的に飲む時間が無くなる生活リズムにする」というのもおすすめです。


■まとめ

今回ご紹介をした5つの悪習慣の中で、自分がやってしまっている習慣はありましたか?習慣の効果は複利的に結果に現れます。今は大丈夫だと思っていても、それは数年後、数十年後にとても後悔するような結果となって出てくるかもしれません。どうせなら悪い習慣ではなく、良い習慣を身に着けて、人生をより良いものにしていきたいですね。


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