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顔の見えないインターホンからカメラ付きのドアホンに付け替えた

築30年以上の我が家の「インターホン」を外して「カメラ付きドアホン」を取り付けました。
取り付けたのは「Panasonic VL-SZ30KL」。親機には3.5型のカラー液晶ディスプレイで視認性がよいもので、玄関子機には照明用のLEDライトと夜間用の赤外線LEDが付いています。


ホームセンターの店員さんが「自分でできますよ」って言ってくれた機器。
電気工事士の資格がないので「資格がなくてもできるタイプですか?」って尋ねたのだけど‥‥。

取りつけた理由は「安心したい」気持ちから

これまでは「インターホン」でした。
当時は「インターホン」でも「チャイムだけじゃない」「ドアを開けずに応答ができる」と喜んだ時代。
なにかと物騒なご時世になりカメラ付きドアホン=テレビドアホンを取りつけることにしました。

カメラと本体(モニター)、取り扱い説明書と設置説明書。
コンセントタイプなので電気工事不要です。

給電を断ってからコードを外す

まずは室内のインターホンを取り外します。本体を壁から「カチャッ」と外すだけ。
コードが2本、外のインターホンとつながっています。
この室内機が乾電池式だったので、電池を抜いて電気が流れないようにして本体からコードを外します。

玄関前の機器の取り付け

玄関横の外壁はタイル。
インターホンが昔ながらのタイプ

30年以上、来客対応をしてくれたインターホン。

本体と枠のねじ止めを外して、本体裏のコード2本をはずしま「「

カメラ機の背面枠を取りつけます。

新しいドアホンの枠を取りつけます。
その際に本体裏のノブで、カメラの向きを調整できるようなので調整します。
うちはカメラ正面の半分くらいが玄関前の庇の柱で隠れそうでしたので、カメラを上手側(カメラの左・カメラに向かって右側)に寄せておきました。
本体と接線をつなぎ、枠にセットして完了。

カメラ機を設置完了。カバーフィルムの下にカメラがあります。

室内モニターを取りつけます

室内に戻り、モニター側を設置します。インターホンを外した穴から出ている接線をモニター機につなぎます。
接線の被膜を9ミリ程度剥いて、指定の場所に噛ませます。

それだけなのですが、表示(刻印)が見にくい。

カメラ機からのコードをモニター機の端子につなぎます。

見にくいのは老眼のためです。
増設モニターやスピーカーなど接点がいろいろあって泣きそう。
普段使いの眼鏡ではなく「上に座っても壊れない」っていうキャッチフレーズ的な拡大鏡を使いようやく確認できました。

結線が終わったらケーブル類を壁中に押し込みます。
黒いコードは隣にある電話機の電源コード。これも一緒に押し込みます。
電話機に干渉しそうなので枠から全体を左に寄せています。

電源は本体からのコードにつながるプラグをコンセントに差し込むタイプなので、工事士の資格などは不要。
ただコード類が壁まわりにビラビラ垂れるのがみっともないのでカバーを取り付けました。

右隣の固定電話機の日焼け具合が歴史を伝えてくれます。
電話機からの黒いコードは電源です
コードカバーで覆いました。
なんだか窮屈なレイアウトです。

本体にはコンセント式を解除して壁裏工事もできそうでしたが、コードを隠すていどなら、DIYでこちらの方が安すくできます。

取りつけ後のチェック

さっそく外の様子をモニターします。
音量やカメラの向きなどをチェックで取付完了。

モニターボタンで外のドアホンにつながり、玄関前を確認できます。
ちなみに写真の風景は夜なので赤外線モードです。

総額およそ15,000円+時間で

金額
・約15,000円(=近所のホームセンター:Panasonic製VL-SZ30KL)
 工事費なし
工具・備品
・電動ドライバー、普通のドライバー(=きつい締め付けを緩める時や最後は手動がいい)
・配線隠しのカバー(家にあったものを20cmと15cm~100均にもある)
・新聞紙など(=ホコリが落ちるので床養生用)
・雑巾タオル(=全部外した時に軽く拭き取るタオル)
・終了後の掃除機
時間
約1時間

留守の時の来訪者も録画されているので防犯もちょっとは安心かな。

◆この記事で、自分ちをどうしようかな・と悩んでいたあなたが、「へぇ、そんな方法もあるんだ」と思ったら「すき♡」を押してください。私のDIYへのはげみや参考になります。
なお本体価格などは同機種がもうちょっと安い通販もあるようです。私はホームセンターで家族と一緒に触り比べながら選んだので満足しています。

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