46. サピエンス全史
こんにちは。こうです。
今回は、「サピエンス全史」を紹介します。
はっきり言います。
この本は好き嫌いがはっきり分かれます!
歴史が嫌いな人は読まないでください。笑
内容は、文明や人類がどのように発展したのかについてです。
物事を抽象的に捉える
人類は歴史から学ぶと言いますが、紀元前に通用していたものが、現代にも通用するとは限りません。
しかし、歴史で何が起きたかを知ることで、出来事を抽象化し、現代の生活にどう繋がるかを考えて、実践する事が歴史を学ぶ醍醐味だと思います。
過去にあった大きな出来事を抽象的に捉えることが、この本を楽しむコツです。
虚構が協力を可能にした
人類と他の動物との違いは、架空の物事について語ることができるところです。
例えば、宗教。
神の存在を信じることや、人は亡くなったらどこに行くのかは、人間の想像が生み出したものです。
その他にも、お金があげられます。お金自体に価値がある訳では無いのに、人々が価値があると信じる事で、実際に便利なものとして流通しています。
虚構を信じる事によって生まれるもの
それは人々の協力です。
先ほどのお金の話で言えば、お金という虚構を信じる事によって、仕事をしたり、世界中を旅できたりしています。
さらに同じ虚構を信じる事で、集団を形成することもできます。これは動物の中で人類だけが持っている特徴です。
しかし、虚構によって生まれる弊害もあります。
それは騙されることや、時間を無駄にすることです。
実在しない神に1日数時間祈ることや、お金を収めれば救われるといった虚構を信じることなどです。
当然ですが猿に対して、
「あなたのバナナをここに収めれば、神のご加護をいただけます」と伝えても、バナナを譲ってはくれないでしょう。
実は人々は、虚構によって本当に大切なものを見極められなくなる事がよくあります。
何をやらないかが大切
自分が本当に手にしたいものがある時、お願いすることや祈ることは無駄です。
そう考えた僕は、何を行動するかを大切にしています。
例えば、世界平和を目指している人にとって、「世界が平和になりますように」と祈ったところで、現実は何も変わりません。
世界平和を目指すのであれば、まず身の回りの人を助けるとか、幸せにする事が現実を変える手段です。
集団になっても同じです。集団になって、何か祈るような行為には意味がないと思っています。
例えば「給料が安い」「不当な扱いだ」
などと、愚痴を言っていることは、変わらないものを祈っているのと同じです。
やはり、行動する事が大切なのです。
なので僕は「祈る」ことをしません。
目標があれば当然、「自分に出来ないこと」と「出来ること」があります。
自分に出来ることを精一杯やって、後は結果を待つ。
究極には人間はこれしかできないと思っています。
自分は何をやらないと決めるか。
皆さんも考えてみると面白いかもしれません。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
正直歴史はあまり好きではありませんでしたが、この本はなぜか読めました。笑
「小麦が人類を利用した」話は、衝撃でした。
気になる人は是非お読みください!
ではまたヽ(^^)