2. マインドセット
こんにちは。 コウです。
第2回の投稿は マインドセット についてです!
この本・・・めちゃめちゃ大事なことが詰まってます。
人生を数学に例えるなら掛け算を覚えるくらい大事です。
野球に例えるなら、ストライクゾーンを覚えるくらい大事です。
この本に書かれているのは
子育て、教育、対人関係、仕事、恋愛、すべてにおいて通用する、心のあり方です。
通用するというよりは、自分の可能性を高めて、日々の生活においてどのような考え方で物事に向き合べきなのかを教えてくれる本といった方が良いかもしれません。
この本の良いところは、 科学的根拠に基づいてマインドセットが及ぼす影響について書かれている所です。
物事を理解する上で、 客観的事実 って大事ですよね。
マインドセットの種類
マインドセットは主に2種類あるといいます。
①人間の能力は努力によって伸ばすことができるものである。
②人間の能力は才能によってある程度決まっていて、ほとんどが固定的なものである。
①は成長型思考
②は固定型思考→硬直マインドセット と言われています。
なんとなく ②硬直マインドセットがあまり良くなさそう、ということはわかると思います。なぜでしょうか。
硬直マインドセットのデメリットと例
②硬直マインドセットで生活している人は、
「自分や他人のことを努力ではなく、才能や環境で評価しようとする」
そうです。
例をあげます。
他人の成功を目の当たりにしたときに
②「彼ができるのは才能があるからだ」
と考えます。
②の思考の裏にはこんな思考が含まれているそうです。
あいつができるのは才能があるからだ
→ 才能がない人はあんなことはできない
→ もし失敗したら、自分の才能がないことが証明されてしまう
→ 挑戦しない、できない
逆に①はどうなるでしょう。例をあげます。
①「彼ができるのは相当な努力をしたのだろう」
→ 自分も他人も努力によって手に入るものがある
→ 今はできないけど、努力してできるようにしたい
→ 様々なことに挑戦する
同じ出来事にあったときに、自分のとらえかたによって、その後の行動がかわるそうです。
誰もが、赤ちゃんのときは、興味があるものすべてに手を伸ばします。しゃべろうとしたり、何度失敗しても歩こうとしたり、果敢に様々なことに挑戦していきます。失敗したら恥ずかしいとか、自分にはできないとあきらめることはありません。誰もが好奇心旺盛な状態で生まれてくるそうです。
マインドセットと教育
〜意図せず伝わるメッセージ〜
マインドセットはいろんな体験や、人とのかかわりの中で形成されていきます。
例えば、子供がテストで良い点を取ったときに
「テストで良い点を取るなんて賢いじゃないか。君は才能の塊だ。」
と言ったら、その裏には
「テストで良い点が取れない子は愚かな子だ。才能がない子供なんだ。」
というメッセージが伝わります。
逆に、
「今回のテストは相当努力したんだね。すごいじゃないか。」と言ったら
「努力によって望ましい結果が手に入るかもしれない」
というメッセージを伝えることができます。
親や教師から伝わるマインドセットは大きいようです。
最後に
ここに書かれているのは、マインドセットが与える影響について、ほんの一部分しか書かれていません。
気になった方はぜひ手に取って読んでみてください。
最後までご覧くださってありがとうございます!
良い本だったので、気合が入りすぎて長くなってしまいました…
読めばきっと良い発見があると思います!
ではまた!(^^)!