親と子の優しい時間:今を大切にするということ
今回は、先日中3の長女と小6の次女と過ごした、特別な夜のお話です。
今度って、もしかしたら来ないかも?
先日、夫が夜遅くなる日があり、「夕飯は外食にしようか?」と提案しました。すると、長女がこんな風に言ったんです。
「私、今日は塾があるけど……でも、こんな機会、次ってないかもしれないしなあ。」
普段は忙しい毎日。
確かに三人だけで外食するチャンスなんて、そうそうあるものではありません。
その言葉に背中を押されて、長女の塾は振り替えていただき、思い切って女子三人で晩ご飯に出かけました。
彼女たちのそんな一言がなければ、もしかしたら、あるかどうかわからない「また今度」に賭けていたかもしれません。
一緒にいるだけで幸せを感じる時間
外食先で、美味しそうに食べる長女、黙々と味わいながらも満足そうな次女。
二人の姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました。
たしかに、日常に埋もれがちなこういう機会って、本当に大切にしたいものだと実感します。
忙しい中で「また今度」と後回しにするよりも、「今この時間を楽しむ」選択をしてよかった、と心から思えた夜でした。
道中では、長女が最近好きなK-POPグループの話や、友達とのエピソードを楽しそうに話してくれて、次女も負けじと好きな話題を披露。
一つ一つの会話が穏やかで、笑いが溢れる時間でした。
子どもたちが教えてくれたこと
娘たちは、私に「今を大切にする」ということを改めて教えてくれました。
忙しい日々の中でも、ほんの少しの時間を特別なものに変えるのは、こういう「思い切り」が必要なのかもしれません。
忙しいワーママにとっては、すべてを完璧にこなすのは難しいけれど、「今できること」を意識して選ぶことも大切だなと感じました。
次回予告
次回は、中3の長女の受験先がようやく決まったお話をお届けします。
焦らず見守りつつ、親としてどうサポートすればいいか悩んだ日々。
そして、最後に見学した学校に決めた理由とは?
親子の葛藤と納得の選択について振り返ります。