幸せを見つける自分軸を求めて|上質世界の写真を求めて(選択理論心理学)
自分が何を大切にしているのか?
大事にしたいと願っている事は何か?
自分にとっての幸せの価値観は?
別に考えなくても良いかもしれませんが、
私はそんなことを毎日考えてしまいます。
私たちは、無意識のうちに毎日たくさんの選択をしています。
誰かに調整されているわけでもなく、
自分自身で選び続けているのです。
では、その選ぶ基準となるものは何か?
「選択理論心理学」と言う学問では、
自分の中にある「上質世界」を基準として、
様々な物事を選択すると考えられています。
上質世界とは
「自分にとって肯定的で、
気分がよくなるものを保存するアルバム」
のようなもの。
このアルバムの中にあるイメージ写真に沿って選択をしているそうです。
私たちが選択できるのは、
これからどのように行動するのか、
考えるのか、
自分自身に関わることだけ。
過去の出来事、
他人の行動や性格などは、
私たちは直接コントロールできません。
自分が選択できることと
できないことを切り分けることが大切です。
恥ずかしながら50歳近くになって、
ようやく知識ではなく、「知恵」として
生活に生かせることが
できるようになってきました。
そうなると、
自分がどんな欲求が強くて、
それを軸として生きていきたいのか?を
より明確に知りたくなりました。
選択理論心理学では、
私たちの中には、
5つの基本的欲求があると定義しています。
その欲求が強さによって、
その人の持つ上質世界が変わります。
1 生存の欲求
2 愛・所属の欲求
3 力・価値の欲求
4 自由の欲求
5 楽しみの欲求
この5つの基本的欲求は、
誰もが持っていますが、
人によってそれぞれの大きさ異なるそうです。
ウェブ上にあった診断テスト
(*リンクを貼ってます)
を試しました。
結果は、自分でもびっくりするくらい
「自由の欲求」が強い!
笑ってしまいます。
かなり当たってます💦
ただ一点気になるのが、
「自分の思い通りにしたい」という点。
ものすごく支配欲が強くて、
嫌な人間のように思いますが、
他人を自分の思い通りにしたいと言うのではなく、自分が自分を思い通りにしたいと言うことが
今の私に近い解釈。
(解釈もその人次第😆でいいじゃない?)
5つの基本的欲求の、
どの欲求が満たされれば1番嬉しいのか?
ということがわかると
よりスムーズにいろんなことが選択できるようになりました。
例えば、仕事に対する考え方。
今の仕事は大きな組織が枠組みの中で、
数少ない立ち位置にあります。
所属する部署で同じ役職を持った同僚はいません。
一匹狼状態です。
最初の頃はその1人ぼっちの寂しさと
1人で企画運営をしなきゃいけないと言う思い込みからものすごく苦しい思いをしました。
しかしよーく考えてみると
できない部分はさっさと他人の力を借りて、
それ以外は締め切りさえ守れば
自分で「仕事の進めるスピード」がコントロールでき、枠組みの中で、自分のやりたいように立案ができる。
私にとってはぴったりな仕事ではないか!
と思えるようになりました。
基本的な欲求の軸がわかると、
他人の意見や世間の評判に流されず、
自分が本当に大事にしたいものを選ぶことができそうです。
上質世界にはたくさんのイメージ写真が並んでいます。
問題は上質世界に入っているものが、
必ずしも自分を幸せにし続けるとは限らないことです。
私もいくつかあります。
私を傷つけたり不快にするものを
上質世界に入れたままにしておかないようにしたい。
一度に剥がすことができませんが、
時間をかけて自然に剥がれていくことを待つのも
現実的かもしれません。
心理学が大好きな私。
30年前に大学で学んだことが
ようやく生活に活かせるようになるなんて、
なんてとろとろした人間なんでしょう・・・。
でもそれは、
今学んだことが、
80歳になった頃に活かせる知恵になるかも?
と言う期待にもつながる😁
そう思うと、
今から勉強をしても遅くないなあ。
みなさんの上質世界にある写真って
なんですか?
気になったら、一度、
テストをしてみてくださいねー。
(おわり)