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デリケートなニュアンスの魔術師 出口大地/東京交響楽団の「ロメオとジュリエット」

ミューザ川崎シンフォニーホールで、名曲全集 第203回を聴く。

フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」第2幕より 夕べの祈りとパントマイム
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ長調 op.102
《アンコール》
ショスタコーヴィチ:「24の前奏曲とフーガ」より第1番 前奏曲

プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より(出口大地セレクション)
モンタギュー家とキャピレット家
少女ジュリエット
仮面
マドリガル
ロメオとジュリエット
踊り
タイボルトの死
別れの前のロミオとジュリエット
墓の前のロミオ
ジュリエットの死

指揮:出口大地
ピアノ:小林海都

昨日の高関健/シティ・フィルの「夜の歌」とは打って変わって名演だった。

レビュアーは白黒はっきりしてる方が参考になると思う。
この短期間にバッティストーニと高関健のマラ7という比較の好材料を得て、片方は絶賛で片方は酷評。

高関健のレビューまだ見に行ってないが、バッティストーニと比較して感想書いてる人ほかにもいるんだろうか。
アーティストを比較して語るのを極端に嫌う人もいるが、私は一つのコンサートの話に終始する「点の感想」ばかり読んでもなぁという気がする。
関連づけたり比較して語ることで、その人の音楽観だったりアーティストの音楽性が浮かび上がってくると思っている。

とはいえ、最近ただの「小うるさいおじさん👴」化してる気もいたします😂
高関健とバッティストーニのマラ7を両方聴いて、バッティストーニに軍配を上げる人がいたらコメントやDMください😅

さて、昨日の記事をお買い求めくださった方、ありがとうございました😊
予想以上の方に買っていただけて大変ありがたく感じました。

私が買う立場なら、ブログ記事に100円出すかというと微妙です(おいおい😅

百均で日用品買えるし、飲み物買える値段ですからね。
広告見るくらいならお付き合いできても、お金払うとなると……😅

だからなおさら買ってくださる方には頭が上がりませんし、期待に応えられる記事を書いていきたいです。
全部の記事を有料化するわけではありません。それなりに分量のある記事だけです。

一応返金システムもありますので、期待はずれでしたら遠慮なく申請してください😅

さて、今回の公演は出口大地さんを聴きたくて行った。
小林海都さんも初めてだし、馴染みのない曲が大半。初めてづくしのコンサートだった。

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