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辞めたい習慣はプラスの動機をつける

はじめに

あなたは、やめたいと思っている習慣に、どのように向き合っていますか?

タバコや甘いもの、夜更かしなど、やめたい習慣に対して「今日もやってしまった…」と自分を責めてしまう人が多いかもしれません。
しかし、これだと続けられず、むしろ挫折の原因になります。

例えば、タバコをやめたい場合は「今日吸ってしまった回数」に焦点を当てるのではなく、「いつもより吸わなかった本数」に注目する考え方にすることで、前向きな変化につながります。
このように、小さな進歩をポジティブに捉えることで、習慣を徐々に手放すことができます。

今回は、辞めたい習慣に対して「プラスの動機をつける」考え方を取り入れるきっかけにしていただきたいです!

完璧を求めず、前向きに捉える

やめたい習慣にプラスの動機をつけることは、自己改善をより前向きに、かつ効果的にするためのアプローチです。これは、やめたい行動そのものに焦点を当てるのではなく、変化や進歩に意識を向けることが大切です。
この意識のメリットについて述べていきます!

  • 進歩を意識することで達成感が生まれる
    否定的な気持ちで「やってはいけない」とばかり考えるとストレスを感じます。
    「今日は減らせた」「昨日より我慢できた」と自分の変化に目を向けることで、達成感が得られます。これが継続することへの励みになります。

  • 改善を続ける意欲が湧く
    ポジティブな動機があると、「もう少し減らしてみよう」「さらに続けよう」といった意欲が湧きやすくなります。
    自己嫌悪や失敗感から逃れるのではなく、自己成長の感覚にフォーカスすることで、習慣の改善が楽しく感じられます。

  • 自己肯定感が高まる
    否定や失敗にフォーカスせず、自分ができたことを記録することで、達成感や自己肯定感が育まれます。これにより、ポジティブな気持ちでさらに改善しようとする気持ちが高まります。

このように、プラスの動機をつけて習慣を見直すことで、無理なく改善を続けられるようになり、成功体験が積み重なっていきます。

プラスの動機のつけ方

ここでは、よく悩みに上がる例を取り上げながら、やめたい習慣に対するプラスの動機のつけ方を紹介します!

  • ダイエットで間食を辞めたいとき
    間食をやめたいと思っても、完全に断つのは難しいです。
    「今日はお菓子を1回我慢できた」と認識することで、「完全にやめられなかった」ことに落胆せず、少しでも達成できた自分をポジティブに捉えることができます。

  • スマホの使用時間を減らしたいとき
    スマホを使いすぎる習慣を改善したい場合、いきなり制限をかけるのではなく、使用時間を少しずつ減らすことを目標にします。「今日は昨日より30分短くできた」など、減らせた時間を記録します。
    使いすぎを完全に避けられなかったとしても、小さな達成感を得て継続につなげられます。

  • 夜更かしをやめたいとき
    夜更かししてしまったと思っても、「今日は12時までにベッドに入れた」と記録しておけば、毎日少しずつ改善できている自分を認められ、夜更かしを減らすモチベーションが維持しやすくなります。

  • 禁酒したいとき
    禁酒できなかった自分を責めるのではなく、「今日は1杯減らせた」など、控えられた量に注目します。
    「今日は週末の飲み会でいつもより1杯少なく済ませられた」と思うことで、小さな成功を積み重なり、飲酒量を減らしていく習慣が身に付いていきます。

  • 買いすぎをやめたいとき
    • 買い物の衝動を抑えたい場合、少しでも無駄遣いを減らせた日をプラスに評価します。 「今日はコンビニでお菓子を買わずに済ませられた」と認識し、自分の節約意識を高めながら、衝動買いを抑える習慣をつけていきます。

最後に

やめたい習慣に対してプラスの動機をつけることは、無理なく前向きな変化を生み出すための効果的なアプローチです。

完璧にやめることだけを目指すのではなく、「今日は少し進歩できた」と自分の小さな成功を認めることで、無理なく継続でき、やがて理想に近づくことができます。

私たちは、失敗に意識を向けがちですが、少しの成功を積み重ねることで、大きな成果を手にしていきます。

また、人間はそこまで強い生き物ではありません。
いきなりやめたいと思っていることを完全に断ち切ると、どこかで反動が起き、ダイエットの場合ですとキレ食いが起きるリスクもあるので、むしろ、小さくやることが大切です。

今回は、やめたい習慣に対してもポジティブな視点を持ち、日々の小さな進歩を大切にしながら、前向きに向き合うきっかけになれば嬉しいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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